江口 亮介 | Ryosuke Eguchi

新卒リクルート → McKinsey → 不動産テック企業TERASSを創業・経営中。主にスタートアップ経営と不動産に関して発信します。趣味はゴルフと料理です。 ▼後悔しない住宅売買ノウハウをYouTubeで学びたい方はこちらへ http://bit.ly/3SHp4Mk

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  • ロジカル不動産

    不動産テック企業の中の人が、家を買う・売るなら押さえておくべき最近ホットな不動産・住宅トピックを取り上げ、週1回程度で解説していきます。 ネットではなかなかそのまま書けない内部事情や、興味がある人に向けてこそかけるマニアックな話まで、「本気で」住宅購入を考えている人のためのコンテンツを発信していきます! ===== NewsPicks Topicsでも同様内容を投稿をしています。こちらのほうが最新情報が手に入りますので、是非フォローください! ↓↓ https://newspicks.com/topics/ie-maji

最近の記事

住宅ローンで失敗しやすい人の特徴

今日は住宅ローンで失敗しやすい人の特徴をお伝えしていきたいと思います。 住宅ローンで失敗するというのはどういうことか?基本的には、本来もっといい条件の、その人に合ったローンを組むべきなのに、それを知らずに、もしくはそれが分からずに、最適ではないローンを組んでしまうことを失敗として定義できると思います。物件価格によりますが、標準的な物件価格(4-5000万程度)だとしても、35年間換算で150万円ほどの支払いの差が出る可能性もあります。 その際に、どういう人がそういったこと

    • 謎多き未公開情報を徹底解説。未公開情報に踊らされないためには。

      今日は「未公開物件」の探し方について徹底解説していきます。家探しをしたことがある方ならば、おそらく聞いたことがあると思います。 未公開物件についての解説や情報もいろいろとありますが、解説しきれてないところも含めてしっかり解説していきます。なんで未公開なのか、そしてどうやったら入手できるのか、そしてその情報の注意点を網羅的に解説していきたいと思います。 真の未公開物件とは?ポータルサイト(SUUMOやHOME’Sなど)にも載っておらず、REINS(レインズ)という不動産会社の

      • スタートアップ経営者(上場前)におすすめのローンの借り方

        最近ローン系の記事を多く書いていることもあり、「スタートアップ経営者(上場前)ってそもそも家買えるの?ローン組めるの?おすすめのローンがあれば教えて欲しい!」という声をいただき、当記事を書くことにしました。 ニッチ、、だけど、限られた人にぐっと刺さるかもね、ということで私自身も調べつつ書いてみることにしました。 また余談ですが、、先週の米国SVB破綻による今後の住宅相場の展望についてはTwitter発信をしたので、ぜひご確認を。 なぜスタートアップ経営者のローンは通らな

        • 住宅ローン審査で落ちる理由とその対策

          社会人になって、久しぶりに自分が値踏みされるような感覚、、と名高い、「住宅ローン審査」ですが、今日は「住宅ローン審査で落ちる理由とその対策」について解説していきます。 現在住宅購入を進めようとしている方で、自分は審査に落ちてしまうんじゃないかって不安を抱えている人も多いかと思います。もしくは流石に落ちることはないだろ、、と思っていても、減額や、利率が高くなってしまった、、ということは多々起きるのが実態です。特に今不動産価格が高騰している中、審査が厳しくなりやすいというのも実態

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        記事

          差額100万円以上も!? 知らないと損する住宅ローン選びのコツ

          今日は住宅購入にあたってかかせない住宅ローン選びのコツをお伝えします。 現在金利の高まりや日銀総裁の交代もあり、住宅ローンに対する注目が高まっていると思います。 今住宅購入検討を始めた方や、住宅ローンで少しでも損したくない方。ぜひ、プロの視点を学んでいってください。 そもそも、私が知っているだけでも100以上の住宅ローン商品がある中、その選択を間違えれば数百万円という単位で損してしまうことにもなりかねない。住宅ローンを選ぶということは住宅購入にあたって、最も大事なことの

          差額100万円以上も!? 知らないと損する住宅ローン選びのコツ

          仲介手数料は何か?値引きは可能?

          今日はこのテーマ。売却と購入とでありますが今日は購入フォーカスでいきます。 不動産購入の仲介手数料とはなにか?住宅を売買するときは(もっと方式はありますが)、大きく分けて2つの方式があります。 「直接取り引き」か「仲介会社を間に入れて仲介してもらう(媒介取引)」です。 直接取り引きは、新築マンション購入はほぼこれにあたります。いわゆるBtoC取引というものですね。建てた会社が、そのまま消費者に売る。この場合は仲介手数料は発生しません。 一方、個人から個人へ、不動産を売

          仲介手数料は何か?値引きは可能?

          住宅購入の頭金、入れるべき?目安は?

          以前、マンション購入のススメを投稿しましたが、では実際に買うとなった時の頭金どうすべきか質問も頂いたので解説します。 結論から先に伝えるスタイルでいくと、「頭金は(ローン条件が悪くならない限り)、少ない方がお得」です。 だよね。(ニヤリ) と思う人は金融リテラシーが高いですね。どういうことだね、ということで、順をおってみていきましょう。 頭金とは?払う理由そもそも頭金とは、 「物件購入時に、物件価格に当てるために、ローン以外で払うお金」のことを指します。 よく混同されがちな

          住宅購入の頭金、入れるべき?目安は?

          マンションに「公助力」は必要か?

          2022年9月1日、SUUMOよりこんな調査結果の発表がありました。 いざという時に、居住者同士で助けあえるか?~マンション管理とコミュニティについての調査2022(首都圏)~ ーーーー (引用) 調査トピックス 1.分譲マンションの“共助力”は低下傾向 ▶「マンションの居住者とは、いざという時に助けあえる」と思う人は、2022年全体で32.3% 、初回の2016年調査の40.1%から7.8ポイント減少 2.コロナ禍を経て、分譲マンション内のイベントが減少 ▶「居住者

          マンションに「公助力」は必要か?

          電子契約のメリデメを知っておきましょう

          不動産の契約とイメージといえば、たくさんの紙と捺印と署名。というイメージもありますが、それも徐々に変わりつつあります。 ビジネスシーンではかなり一般化されてきた電子契約ですが、不動産においてはまだ法の整備が整いきっておりません。 不動産売買においては、①重要事項説明書のオンライン説明 ②重要事項説明書の電子交付(オンライン契約)の2つが今までは宅建業法上許されていませんでした。そして、2022年5月に②がついにオンライン可能として機能し出した、という形になっております。

          電子契約のメリデメを知っておきましょう

          東京都太陽光パネル設置義務化検討で考える家と環境のはなし

          2022年9月5日、このような報道がありました。 太陽光パネル義務化25年施行へ 東京都、一戸建ては全国初:東京新聞 TOKYO Web まだ条例案の段階なので、決まったわけではありませんが、なかなかセンセーショナルなニュースですよね。そしてまだ詳細決まっているわけでありませんが、私が把握している情報内では、「一部の大手ハウスメーカーの全体の新築住宅に対する一定目標に対する設置(努力)義務」という形になりそうで、議論になりそうな「日当たりの悪い家でもつけるんか」という話は

          東京都太陽光パネル設置義務化検討で考える家と環境のはなし

          その眺めは誰のもの?眺望を失うリスクの高いケース、低いケース

          先日最終回を迎えた正直不動産ですが、こちらの解説が間に合っていないので気にせず書きます、第9話で出てきた眺望権の話。 購入しようとしたマンション、実は近くで高層マンションが建つ予定があり、買主が期待していた富士山ビューは将来的になくなってしまう。それを知りながら言わずに販売を進めていたミネルヴァ不動産、、という流れ。 眺望権とは?マンション購入でも戸建てでも、眺望はとても大きな要素です。私もよく語りますが、内装はリノベーション・リフォームでいくらでも変えられたりしますが、

          その眺めは誰のもの?眺望を失うリスクの高いケース、低いケース

          「地面師」「原野商法」「手付金詐欺」…不動産に詐欺はつきものなの?

          正直不動産第9話は「地面師」の話でした。 見た方はもうおわかりかと思いますが、不動産売買における詐欺師(詐欺グループ)を地面師と呼びますが、記憶に新しいのは積水ハウスが55億円だまし取られた五反田土地事件でしょう。 お金を支払ったのに登記がされないときの担当者の冷や汗具合は想像するだけでゾッとします。そして不動産の怖さを思い知らされる話題です。 ただ、なかなか個人の取引に地面師はなかなか出てきません。なぜなら地面師としても相手を騙すために周到な準備をするため、取引金額が

          「地面師」「原野商法」「手付金詐欺」…不動産に詐欺はつきものなの?

          リバースモーゲージは老後資金の救世主となるか?

          今日も不動産スタートアップ経営者目線で不動産のあれこれを解説していきたいと思いますが、実のはこのトピックスのタイトルが変わりました ロジカル不動産もともとは、「まじで家買いたい人しか入ってはいけない部屋」、から「ロジカル不動産」に変更しました。 当初、このニュースピックストピックスというものが、サービス開始当初、1会員に付2トピックスまでしかフォローできないという制限がありました。それならばあえて、本気の人だけが入ってもらえるようようなトピックス名にしようという狙いから、

          リバースモーゲージは老後資金の救世主となるか?

          ドラマ正直不動産を解説します。第6話:建築条件付き土地は買っちゃだめなの?

          第6話は建築条件付き土地の話でしたね。 この「建築条件付き土地」あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、戸建てを検討する人が出会う言葉ですね。 建築条件付き土地とは?ドラマ見た方は説明があったかと思いますが、土地を購入する際に、建物を建築する会社が指定されているよ、という土地のことです。(言葉のイメージ的に、建築する家になにか条件があるのか、と思いがちですが違います) 実は私、新卒時代は、SUUMOの営業として横浜・湘南エリアの営業担当でしたが、実はこのエリアは建築条件

          ドラマ正直不動産を解説します。第6話:建築条件付き土地は買っちゃだめなの?

          ドラマ正直不動産を解説します。第5話:内見そのまま契約ってできるもの?

          第5話は、部下の月下のお父さんが家探しをするというもののでしたね。 競合のミネルヴァ不動産の物件を決めそうなり、内見その場で契約書に判を押そうとなったものの、慌てて止めて欠陥がないか調査することに。その結果、怪しいか所のフローリングをはがしてみたら、コンクリートが湿っており過去の水漏れが発覚し購入取りやめ、事なきを得たということに。 そんな話でしたが、実際の不動産売買の裏側として、そんなわけあるかいっっという点がいくつかありましたね。 家を買った方ならわかるかもしれませ

          ドラマ正直不動産を解説します。第5話:内見そのまま契約ってできるもの?

          ドラマ正直不動産を解説します。第4話:事故物件って結局なに?

          第4話は事故物件について。 賃貸でもよく出てくる話なので、なじみのある人も多いのでないでしょうか。 事故物件とは、一般的には室内で死亡事故があった物件を指しますが、その定義はあいまいです。 そのためオーナー、管理会社、不動産会社の考え方によって扱い方が変わっているという状況でしたが、実は2021年の10月に国交省から「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」でとして、死亡に関するガイドラインが出され、不動産会社における明確な基準や対応方法の統一化がなされ

          ドラマ正直不動産を解説します。第4話:事故物件って結局なに?