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1日1%の成長をすると1年後には

こんにちは。えぐらんです。

私は1日1%成長する1年後どうなるかというグラフが好きです。
1日1%成長すると 1+(0.01×365)=4.65倍になるのではなく、1.01の365乗=37.78倍になるのです。

グラフで言うと前者はこんなイメージ

坪田塾「「毎日1%の成長を繰り返すこと」の本当の意味」

後者を青線とするとこんな感じです。

坪田塾「「毎日1%の成長を繰り返すこと」の本当の意味」

指数関数グラフですので上がり方がエグいですよね。笑

で、私は初めてこのグラフについて教えてもらった時は、「いい事言いたいだけなグラフでしょ。数学的にはそうかもしれないけれど、実生活はそうはいかないよ。」と思っていました。

でも、この1年A4メモ書きして、読書して、毎日振り返って、明日の改善点を考えるようになったところ、荒れていた生活が整い、活力が湧き、いろんな挑戦ができるようになりました。

私はこのグラフのように一気に昔の自分から脱却し新しい自分になれています。1年前の自分が「1」だとしたら「30」ぐらいにいる感覚です。

そんな私の1年の指数関数的な成長についてお話しします。

毎日1%でも昨日の自分よりよくする工夫をする

A4メモ書きを始めた頃は、毎日がモヤモヤでいっぱいでした。上司・部下・夫・娘。人間関係で問題が山積み。毎日疲れ果て、家もぐちゃぐちゃ。会社に行くと「あの仕事もあの仕事もある。。。どうしよう。上司はキレまくってるし、部下は仕事しないし。。。」
家に帰ると「あの家事もある、あれもやりっぱなし、夫と娘が喧嘩してる。娘が癇癪起こしてる。もうしんどすぎる。」
そんな毎日でした。言語化するとほんと酷い。汗

そしてそんな実生活から逃げたくて漫画やアイドルで癒される。そんな日々でした。つまり問題から目を背けることで一時的にましになっただけで、何も成長してないし、何も解決していないんですよね。

Youtube見てワーママさんの動画見て見よう見真似で家事をしてみるも、自分が疲れ切っているから全然進まない。無理やりテンション上げてやろうとして疲れる毎日でした。

毎日1%成長するのに最も簡単なツール「A4メモ書き」

そんな私を変えてくれたのがA4メモ書きでした。あっちゃんやマコなり社長も大絶賛しているゼロ秒思考のA4メモ書きです。

私は現代文が本当に苦手でした。言語化して考える力が全然なかったのです。理系で大学院まで出ましたが、数学や英語の文法など規則的なものを理解しコネクリ回すのは得意な一方、文を書くと言うのは非常に苦手でした。

A4メモ書きはまず思考力を鍛えてくれます。そうすることで言語化する力を養います。言語化できる力を養うことで今何が問題かが明確になります。

どんな著名な人に自分のことを解決したくて相談しても、まず自分の何が問題なのかを明確にする言語化能力がないと伝わりません。コーチングでコーチの人に相談したりもしましたが目の前で起きている二次的、三次的に起こった問題を相談し表面での解決策を手に入れるだけだったので日々が大きく変わることはありませんでした。

1つの問題が解決しても、次の問題が出てくる。そして毎日がよくなってる実感を得ることができない日々。

そんな中、メモ書きを毎日することでだんだん言語化能力が上がり、自分の問題が明確になってきます。そして本を読むことで他の人の視点や他の人の問題点も吸収することで自分の何が問題かが分かり、解決策もわかるようになってきました。

変化は1%でもいい。毎日継続することが重要。

ただ、その境地に至るまでメモ書きしてから半年くらいかかりました。
グラフで言うとまだそんなにどーんと変化してない中間の位置くらいですね。

著者の赤羽さんが推奨する1日10ページを半年続けるのは結構根気が入ります。変化はあるものの、まだ他のツールと同様、自分を大きく変えてくれた実感はないからです。

でも半年くらい経つとブレイクスルーします。自分の問題が明確になってきます。メモ書きの解像度もメモ書きのタイトルも大きく変わります。

毎日信じてやることでA4メモ書きはPDCAを簡単に回せるツールなので、日々成長していきます。

むしろ成長って昨日の自分からいきなり20%とか変わりません。1%くらいだと肌感で思います。それでも日々の1%の積み重ねが1年後には37倍となるのです。

他人と比べない。自分の曲線を意識し、過去の自分から成長する。

成長をしようとする上で、私は他人が気になりました。自分よりできる人、自分より要領がいい人。でもそのような人もきっと成長を重ねたから今の姿があるのです。それはもしかしたら新卒の時だったかもしれないし、高校生の時だったかもしれないし、小学生の時だったかもしれない。でも正しい成長をしていればきっと大きく成長し、できる人・要領の良い人になるのだと思います。

正しくない成長というのは私は「愛着障害」がある状態だと思っています。愛着障害というのは親からの抑圧です。「こんな子供になって欲しい」「これができたら褒めてあげる」「あんな間違った大人になってはいけないよ」そんなメッセージを受け止め親の期待する子供であろうとする。

そのような場合成長は正しい成長ではなく親が期待する成長に乗っかります。そうすると世界を正しく分析し・あるべき方向に成長するのではなく親が子供に期待する成長の方へ行くので成長に限界もありますし、変な成長のため人間関係や仕事がうまくいきません。親の顔色を無意識に伺っていたのように他人の顔色を無意識に伺う人生になります。

親が期待する成長というのを私は「親が他人に自慢できる成長」もしくは「親が扱いやすい子供になるための成長(親にとって都合の良い子)」になることだと思っています。

私も4歳の娘を持つためつい親都合で振り回してしまいます。日々反省し、子育てについても日々どうすればいいか考えています。

そんな親からの抑圧や期待という名の愛着障害を脱却し、正しく成長することが私は重要だと思います。

赤羽さんはそんな愛着障害を非常に問題視しており、100冊以上の関連書籍を読み、中でもわかりやすく・本質的で・実行性の高い30冊をまとめてくれています。

最近読んで衝撃を受けたのは4段目・左から2冊目の加藤諦三さんの著書「自分の構造 逃げの心理と言いわけの論理」です。私の人生は言い訳と逃げてばかりでした。思い返すと中学生ぐらいから。

つまり私は中学から正しい成長・正しい努力ができてないのです。

進学高、旧帝大、大企業に就職したものの、常に不安でいっぱいで悩んでばかりでした。他人からの目線を気にする日々。私がもし中学から正しい努力・正しい成長ができていれば1年が365日、中学から今までが20年くらいですので

1.01の365乗の20乗=3,500,000,000,000,000,000,000,000,000,000
の成長となっていたでしょう。計算上は3500穣という見たこともない桁数になりました。
(ちょっとこれはあり得ない数字ですので(笑)、例えば1.001の365乗の20乗=1475倍の自分になっていたかもしれません。)

私は常にできる人とできない人を線引きして考えてました。だってできる人は自分の遥か遠くにいるように見えるので。でもちゃんと地続きになっているので、正しい方向に努力すればそこに到達できるのだと思います。

「変化できる人」を読み、変化を恐れない体質になる。

変化したいと思う自分と変化したくないと思う自分と拮抗していました。こんな状態から変わりたいのに、変わったらもっと恐ろしいことになるのではないかという不安です。

そんな不安を拭ってくれたのも私は赤羽さんの「変化できる人 人は誰でも何歳からでも変わることができる」という本を読んでからでした。

本を読んでも、変わることに対して大きく不安を持っていたのを覚えています。それでも赤羽さんを信じて、勇気を出して変わる行動をしようと思いました。

夫に意見を言ったりするのもできるようになってきました。決意するまでには何度も泣きました。それくらい私は夫に意見を言うという壁がすごく高かったのです。

仕事でも愚痴ばかりを言う人から距離をとりました。 問題のあった上司と部下から離してもらいました。

自分が得意な仕事・やりたい仕事を「やりたい、任せて欲しい」と言えるようになりました。

そうやって変わる行動を起こせたもの、今の現状から変わる勇気を持ったからだと思います。

今は変わることに対してハードルがかなり低くなりました。だからpython、データ分析、投資、このnoteへの投稿といろんなチャレンジができています。

「変化できる人」を読んで変化することを受け入れたこと、毎日メモ書きして思考力を鍛えたこと、PDCAを回したこと、本をよみ情報を得て日々の自分の行動を変えていったこと、これらのことで私は大きく成長し、1年前の自分を高い位置から見下ろしてます。

ずいぶん遠くに来れた気がします。

皆さんもぜひ今日より明日をよくする1%を意識して日々行動してみてください。きっと1年後とんでもなく成長した自分に出会えると思います。

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