全部趣味を見つけたとき。

先日、「全部趣味」について書きましたが、言語化できたのはつい最近なんです。
何年もの間、折に触れてはこのことについて考えてはいたけれど、「あ、これだ!」という確信した言葉は見つからなかったんですよね。
今日は、「全部趣味」という言葉を見つけた瞬間について、お話します。
 
ぼくの特技でもある、関係ないものを結びつけること。
これは何でも仕事に結びつけて考えることができる反面、趣味らしい趣味を持てないでいる面もありました。
何かを始めて、「これはおもしろいな〜」と思っていると、深掘りして、考えますよね。
すると、「あ、これは仕事で使えるな」とか「あっちの案件とも関係あるな」とか「あの人に話したらおもしろそうだな」とかってなるんです。
すると、単なる趣味なものから、仕事の楽しみ方のように変化するわけですが、先日、趣味と呼ばれるものについてネットで検索していたんです。
 
すると、「写真」とか「デザイン」とかも趣味として含まれているんですよ。
「一人でできる趣味一覧」みたいな感じで。
400項目ぐらいあって、それをざぁっと眺めていると、職業一覧のようにも見えるんです。
それで、「あ、全部の仕事って趣味になるんだ」と気づいたのです。
 
人によっては「真剣味が違う」とかって言いそうですが、まぁ、そういう人もいるでしょう。
だけど、それって、苦しさや辛さが出てきますよね。
趣味としてやれば、苦しくなったらやめればいいわけで。
そして、また別の楽しいことを見つけたら、それを趣味にすればいいわけです。
これを仕事に置き換えたら、退職と転職ですよね。
こうやって考えてみると、仕事で発生することはすべて、趣味として考えることができることに気がついたわけです。
 
会計処理の作業だって、人と会うことだって、デザインだって、撮影だって、全部趣味だ。
そうしたら、趣味の楽しさを、これらのことに含ませることだってできるわけです。
逆に、会いたくない人とは会わなきゃいいし、やりたくないことはやらなきゃいい。
だって、全部趣味なんだから。
「All works are hobbies.」、ぼくにとっての座右の銘になったかもしれないです。

この記事は執筆者である江口のブログ「サンポノけしき」からビジネスに関することをまとめています。オリジナルで読みたい方はこちら。

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