「パラサイト 半地下の家族」のストーリーブックの話
「パラサイト 半地下の家族」の ストーリーブックと脚本をセットで購入しました。
ストリーブックは、日本語で言う絵コンテのような物だと思いますが、興味深かったです。
日本では黒澤明監督が絵コンテと言えば有名です。影武者の一場面ですが、もはや絵画です。絵の通りを実現するためにセットまで作るというのが何となく分かります。
本の中からその何枚かをピックアップしてみました。
豪邸の構造
半地下でのトイレは、道路面より下にあると浸水した時に、圧力の関係で逆流する事があるので、高いところに作られています。お風呂も同様です。
絵コンテから、表情が虚無です。監督ポン・ジュノの 表情の作り方には、特徴があります。
「殺人の追憶」のラストシーンで主人公が、「溝の側溝」を覗き込むシーン。そこで映画は終わるのですが、表情が今も目に焼きついています。