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コンラッドヘンケル 秋の薔薇園めぐり


コンラッド ヘンケル
(KONRAD HENKEL)


コンラッドヘンケルは、ドイツの著名なバラ
の育種家のコルデス社により作出された品種
のひとつである。


この品種は、特に鮮やかな赤い花を特徴とし
深い色合いと、バラの形状から人気が高い。


花形は検弁高芯咲のもので、花径12cmと
大輪のものである。花の色は鮮やかながらも
濃く深い赤色の花を咲かせるもので、高貴で
エレガントな印象を与えてくれるものであり
庭に存在感をもたらしてくれる。葉色も写真
の通りで濃い色のもので、花との色の対比が
とても素晴らしいのである。

香りは中程度のバラの香りがあり、庭や室内
に芳醇な香りを広げるものである。薔薇園を
散策していると、圧倒的に女性の方が多いが
その多くが薔薇の香りをも楽しんでおられる。
これぞ薔薇園の本当の楽しみ方なのである。


コルデス社が作出のバラは基本的に耐病性に
優れているものとされ、コンラッドヘンケル
もその特性を受け継いでおり、うどんこ病、
黒星病ともに耐性がある。また、耐寒性にも
耐暑性にも優れる強健なバラである。


このバラにつく品種の名は、ドイツの実業家
コンラッド ヘンケル(KONRAD HENKEL)
の名前を冠しており、彼への敬意を込め命名
されているもので、同氏はドイツの化学会社
ヘンケル(HENKEL)社の発展に大きく貢献
した人物でもある。


作出したコルデス社は、ドイツのバラ育種の
歴史の中でも特に影響力のある企業で、長い
歴史を持ち、多くの優れたバラを生み出して
いる。彼らのバラは、特に耐病性や強健さが
秀逸で、世界中の園芸家に愛されている。


コンラッドヘンケルもその一例で、見た目の
美しさと栽培のしやすさが評価されている。


さて、私が薔薇を撮影するのに最も適してる
時間帯があって、それは陽の沈む前である。
陽光がある時間帯は薔薇の花の本来の色では
ないと思っている。



和名 薔薇 (バラ)
洋名 ローズ (ROSE)
学名 ロサ コンラッド ヘンケル
   (ROSA KONRAD HENKEL)
品種 コンラッド ヘンケル
   (KONRAD HENKEL)
分類 バラ目、バラ科、バラ属
種類 常緑低木
草丈 80〜120cm
開花 四季咲 春〜秋
花色 深紅
花径 12cm (大輪)
花形 剣弁高芯咲
花弁 26〜40枚
系統 ハイブリッド ティ  (HT)
芳香 中香
形態 直立性
棘数 少ない
耐病 強い(うどんこ病、黒星病)
耐性 耐寒、耐暑、共に強い
作出 ドイツ
作者 レイマー コルデス
   (REIMER KORDES)
作年 1983年
言葉 美しさ
   輝き
   幸せ
撮影 中之島薔薇園

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