モクビャッコウ 沖縄久米島植物リポート 海辺の岩場に健気に生きる植物たち ②
木百香 (モクビャッコウ)
キク目、キク科、モクビャッコウの常緑低木
モクビャッコウは、海辺の岩場の海水被りの場
に於いても、その植物自体が耐塩をもっており
葉や根から取り込まれる塩分を細胞内にて調整
をする能力をもっているものである。
また、葉に塩分が溜まると、その葉を落とす事
で、植物の中の塩分濃度を調整する事も可能と
なっている。
また、この植物の葉や茎がシルバーからー仕上
になっているのは表面に銀白色の毛が葉や茎を
覆っており、これが塩分を含む水滴が直接表面
に付着するのを防ぐ効果を持つ上、強い日差し
や乾燥から植物を保護する役割も果たすもの。
そして、砂地や岩場でもしっかりと地中に張る
事が出来る程の強靭な根により安定した水分の
吸収が可能である点もこの植物の強さとなる。
和名 木百香 (モクビャッコウ)
木百紅 (モクビャッコウ)
白木香 (ハクモッコウ)
石菊 (イシデク)
洋名 モクビャッコウ
(MOKUBYAKKO)
学名 クロッソステフィウム チネンシス
(CROSSOSTEPHIUM CHINENSE)
分類 キク目、キク科、モクビャッコウ属
種類 常緑低木
草丈 30〜50cm
開花 冬〜春
花色 黄
花径 5mm
花弁 なし
原産 日本(琉球、小笠原)
中国、台湾、フィリピン、他
言葉 どこ見てるの
待つだけ待って
撮影 2024年11月14日
場所 沖縄県久米島、サイプレスリゾートビーチ
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