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時計草


時計草 (トケイソウ)


トケイソウ科、トケイソウ属の植物。


今日は日頃からフィジカルアクティビティを
楽しむサークルメンバーと京都府立植物園に
冒険に出かけた。以前にも紹介させて頂いた
谷口智則先生の美術展示会が、京都美術館の
『えき」で開催されていたそれにメンバーで
行く前に、折角の京都だし何処かへ行こうと
なり、それで京都府立植物園となったのだ。


この京都府立植物園は国内で初めての公立の
植物園として1924年元旦に開園したもの
で、来年に100周年を迎える植物園であり
私と同じ誕生日というのも親しみのある施設
でもある。


この植物園は他の植物園でも実施される様に
1日に何回か植物園の職員によるネイチャー
ガイダンスが成されるのであるがこれが本当
に素晴らしい。以前にこれを受け私は心から
感動した、それも無料なのである。ただその
ガイダンスは土曜には行われるが、日曜日は
それがない。7人の人数が集まり10日前の
予約でガイドを受けられるのだが人数足らず
で、私が各所で植物の解説をしながら次々と
植物を巡るというスタイルにした。いつもの
サークルの女性達への日頃の恩返しである。


さて、この時計草が咲いてる場にやってきて
解説を開始、メカニカルで立体的な構造体の
花が素晴らしい多年生の蔓性植物となる。


先ずはこの『パッションフラワー』の名称が
『情熱』を表す言葉でなく、イエスキリスト
の『受難』を表した意味の『パッション』で
ある事を解説する。私自身はこの立体構造の
鑑賞価値の高さから、宗教的なマイナス解釈
のこの名称が全く気に入ってない事も添え、
この花が、南国の『パッションフルーツ』を
生み出す花でもある事を解説した。


ウチのサークルの女性メンバーは、好奇心が
強いのと、自然のものが大好きなので反応が
とても良く、解説のしがいがあるなと思う。


この花が日本に上陸したのは、江戸時代だが
当時の人達もこの花のデザインの奇抜さには
賑わったらしい。ウチの女性陣達も賑わった。
ああ、こういう時間は良いなと、私の植物の
解説は幸先よくスタートしたのである。


解説と同時に撮影も開始である。なので撮影
枚数はいつもよりは少なめとなっている。





和名 時計草 (トケイソウ)
洋名 パッションフラワー
   (PASSION FLOWER)
学名 パッシフローラ コッキネア
   (PASSIFLORA COCCINEA)
分類 キントラノオ目、トケイソウ科、
   トケイソウ属
種類 多年生、蔓性植物
草丈 3〜9m
開花 夏〜秋
花径 8〜10cm
原産 南米
言葉 聖なる愛、信仰、宗教的熱情
撮影 京都府立植物園

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下のは以前に書いた記事。
イエスキリストの『受難』の解説を記したもの。

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