ミズガンピ 沖縄久米島植物リポート 海辺の岩場に健気に生きる植物たち ③
水雁皮 (ミズガンピ)
フトモモ目、ミゾハギ科、ミズガンピ属
隆起珊瑚礁の岩場上部や、海岸近くの原野に
生える植物で、潮の満潮時には根元は海水の
下に浸かってしまう環境にも育つとても強い
植物である。一見すると草本に見えるのだが
木本であり、その材は硬く紫色をしている為
浜紫檀(ハマシタン)の名でも呼ばれる。
対生した葉は、等面葉(トウメンヨウ)なる
葉の面と裏の両方に呼吸機能を持ったもの。
潮が常に被り浸かる場所では樹高はせいぜい
が1〜3m程度のものだが、過酷過ぎぬ環境
では10〜20mにも育つ樹木である。
写真ではこの植物が岩場に連なってコロニー
を形成するその姿から、匍匐性に優れている
のが確認できる。
和名 水雁皮 (ミズガンピ)
浜紫檀 (ハマシタン)
磯柘植 (イソツゲ)
洋名 ペンフィス アシデュラ
(PEMPHIS ACIDULA)
学名 ペンフィス アシデュラ
(PEMPHIS ACIDULA)
分類 フトモモ目、ミゾハギ科、
ミズガンピ属
種類 常緑低木
樹高 1〜3m(海水浸水エリア内)
10〜20m(海水浸水エリア外)
開花 一年中
花色 白
花径 1cm
花弁 6枚
雄蕊 12本
原産 日本(沖縄諸島、大東諸島、宮古諸島、
八重山諸島)
言葉 心の絆
永遠の絆
撮影 2024年11月14日
場所 沖縄県久米島、サイプレスリゾートビーチ
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