BOOPHANE DISTICHA
和名 太閤秀吉 (タイコウヒデヨシ)
洋名 ソール アイ フラワー
(SORE-EYE FLOWER)
学名 ブーファン ディスティカ
(BOOPHANE DISTICHA)
分類 ヒガンバナ科、ブーファン属
種類 球根植物
多肉植物
猛毒植物
草丈 50cm
開花 春
原産 南アフリカ
撮影 情報非公開
学名の『ブーファン』とはラテン語で
『牡牛殺し』を意味するものである。
ヒガンバナ科の植物は一般には有毒植物。
これはそのヒガンバナの仲間の中でも
最も毒性が強いものとなりこの球根を
食べた大型の牛がその毒で倒れて死んで
しまったことに由来する。
これを撮影してる時に私は思い切り接写して
いたのだが、その行為すらも実は危険な植物。
洋名としてつく『ソールアイフラワー』とは
『目に痛みの走る植物』 の意味であって
とても芳しい香りの中にも毒が含まれており
この香りの中にいるだけで目が炎症を起こす
程の毒性を持つ植物なのである。
私はこの植物の写真を撮影している間、
これに関する知識がない状況下に於いて
撮影しており、そこ迄の毒を持つものと
つゆ知らずに思い切り接写をしていた。
幸いにも目には異常など生じなかった。
太閤秀吉(タイコウヒデヨシ)の名称は
大型の球根から扇状に立派な葉が左右へと
広がるその葉姿が風格があるとなっており
それは殿様が『天晴れじゃ』と扇子を開く
あの姿に似ている事から付いたのだと想像
が出来る。だから太閤秀吉の名が付く。
この状態のものはネット画像を貼るのでなく
いつか自身で撮影して、お披露目をこの場で
したいと思う。
その時には目にどう影響するのか体感も確認
をしながら撮影してみようと考える。
ネットを見ると観葉植物として、ここら辺の
危険情報もされてないまま販売されているが
家には持ち込まない方が良い植物だと思う。
特にペット、小さなお子さんには絶対に良く
ない植物である。この植物の毒は南アフリカ
の現地では昔は毒弓矢にも使われていたほど
強力な毒であり、ヤドクガエルにも匹敵する
ものだと記憶しておこう。