真如堂
舌出狛犬が愛嬌がある。
京都には多くの寺院や神社があり、立派ながらも
人の姿がまばらな場所も多い。初詣の時期に人混みでごった返している場面もそれはそれで良いのだがやはり疲れる。
ここは人の姿も殆どなくてホッとさせられたお寺である。夕方に近い時間、喧騒を逃れて静かな境内を
ゆっくりと歩く。こういうのも本当にいい。
とっても素敵な木魚があって、撥 (バチ) も見え
叩きたくもなったが、『こりゃ!バカモンが!』
と和尚様に摘み出されるかも、なのでやめた。
木魚は、読経の時にこれを打ちリズムを整える以外それを聴く者の眠気覚まし効果を狙ったものでもある。
何故、木魚と言う名前かというと魚は実際は眠るのだが、目を瞑らない為に眠らぬ生き物と信じられていたのだ。読経中に魚の様に目をぱっちりと起きてなさいよということから木魚という名前がついた。
これまた、とんちみたいで面白い。
名称 鈴聲山真正極楽寺
(レイショウザンシンショウゴクラクジ)
真如堂 (シンニョドウ)
所在 〒606-8414
京都府京都市左京区浄土寺真如町82
山号 鈴聲山
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来 (重文)
創建 永観2年 (984年)
開山 戒算
札所 洛陽三十三所観音霊場第5番 (新長谷寺)
洛陽六阿弥陀めぐり第1番
通称寺の会 (真如堂)
神仏霊場巡拝の道第111番 (京都第31番)
文財 法華経6巻 (国宝)
本堂 (重文)
絹本著色普賢菩薩像 (重文)
紙本著色真如堂縁起3巻 (重文)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?