ヒメウラシマソウ 粒々の実は、奪った命のその姿
姫浦島草 (ヒメウラシマソウ)
オモダカ目、サトイモ科、テンナンショウ属、
ウラシマソウ種の多年生植物。
花から漂わせたキノコ臭で、キノコバエを誘引し
受粉協力させる天南星(テンナンショウ)に属す。
実がなるこの雌花に閉じ込められたキノコバエは
出口のないこの花の中で総て滅する。その集大成
がこの鮮やかな緑色の実のひとつひとつである。
天を仰ぐ様に広げられた大葉のその姿から付いた
その名が『天南星』(テンナンショウ)である。
大きく拡がったその葉は、満天の星の欠片を拾い
それが葉の紋様として美しいパターンを刻んだの
説があるもの。
この植物は、全草にシュウ酸カルシウムを持った
有毒植物となる。かつてはこの植物そのものを厠
の中に落とし入れては、そこに発生する虫抑制に
使われた程の毒なのである。
和名 姫浦島草 (ヒメウラシマソウ)
洋名 コブラリリィウラシマ
(COBRA LILY URASHIMA)
学名 アリサエマ キウシアナム マキノ
(ARISAEMA KIUSHIANUM MAKINO)
分類 オモダカ目、サトイモ科、
テンナンショウ属、ウラシマソウ種
種類 天南星グループ
有毒植物
草丈 10〜30cm
開花 5〜6月
花色 混色(黄緑色、墨色)
花寸 6cm (仏炎苞)
50cm(誘引用糸状付属品)
原産 日本の九州、山口県
言葉 不在の友を想う
懐古
回想
撮影 六甲高山植物園
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