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現ノ証拠


現ノ証拠 (ゲンノショウコ)


フウロソウ目、フウロソウ科、フウロソウ属


日本の三大民間薬のひとつに数えられていて
蕺草(ドクダミ)、千振 (センブリ)に次ぎ
現ノ証拠 (ゲンノショウコ)と並ぶ薬効成分
に優れた植物である。


ゲンノショウコの効能は、下痢止め、便秘、
食当たり等の症状に対して有効成分が働いて
服用後に火急速やかに効くものとなっている。
ゲンノショウコの名が表す通り、飲んで直ぐ
薬成分が効くところからこの名が付いている。
他にもこの即効性を表す名がズラリと並ぶ。


現ノ証拠 (ゲンノショウコ)
 服用した証拠として現実に効くの名称

医者不要 (イシャイラズ)
 医者に頼らずとも治るものとしての名称

医者殺 (イシャゴロシ)
 これは少々、過激すぎる名称

医者泣 (イシャナカセ)
 医者の仕事を奪うということからくる言葉

覿面草 (テキメンソウ)
 効果てきめん、の言葉からきた名称

忽草(タチマチグサ)
 たちまち(忽ち)のうちに効く事からの名称


この植物にはもうひとつの面白い特徴があり
東に咲く花は白色が多く、西に咲く花は桃色
が多いと言われている。



桃色花のものは、丹波篠山、福井県三方郡
にて撮影したもので、白色のこちらは滋賀の
河原急斜面で撮影したもの。撮影してる最中
に足場がどんどん崩れていくので危険回避の
為に一枚しか撮影出来なかったのが残念。



来年はゲンノショウコの白色花撮影も新たな
課題に加えようと思う。




和名 現ノ証拠 (ゲンノショウコ)
   現証拠 (ゲンノショウコ)
   医者不要 (イシャイラズ)
   医者殺 (イシャゴロシ)
   医者泣 (イシャナカセ)
   覿面草 (テキメンソウ)
   神輿草 (ミコシグサ)
   忽草(タチマチグサ)
   玄草 (ゲンソウ)
   梅蔓 (ウメヅル)
   猫足 (ネコアシ)
洋名 ゲラニウム ハーブ
   (GERANIUM HARB)
中名 童氏老鸛草 (ドウシロウカンソウ)
学名 ゲラニウム ツンベルギイ
   (GERANIUM THUNBERGII)
分類 フウロソウ目、フウロソウ科、
   フウロソウ属、ゲンノショウコ種
種類 多年生植物
草丈 30〜50cm
開花 7〜10月
花色 白色 (東日本)
   桃色 (西日本)
成分 タンニン
   クエルセチン
   コハク酸
   ミネラル(カルシウム)
   没食子酸
効能 下痢止め
   便秘改善
   胃もたれ
   健胃
   整腸
原産 日本全土、朝鮮、中国、ロシア
言葉 心の強さ
撮影 丹波篠山の黒豆畑横

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