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ホコリタケ キノコの特性を教えてくれるYO-COさんのイラスト
埃茸 (ホコリタケ)
ハラタケ目、ハラタケ科、ホコリタケ属の
キノコとなる。
世界中に分布するもので、夏から秋にかけ
山林や雑木林、草地などに生えるキノコと
なる。
キノコによく見られる頭部と茎部より構成
されるキノコであるが、その境界線が曖昧
であり、若干の色違いから判別できる。
形状はほぼ球体に近いものであり、大きさ
は鶏卵ほどでそれをまん丸くした程のもの。
頭部には複数の突起が見られるものであり
何だか、美味しそうである。
これは幼菌の時には食用になるものとされ
切ると中がはんぺんの様に白いものならば
お吸い物や、バター炒めとして食べられる
ものらしいが、成長すると臭いがキツくて
不味いものとなるらしい。
ただ、素人判断は良くないので、基本的に
野山のキノコは専門家など品種判断できる
者がいない限り、食べるべきではないもの
と考える。
このキノコは完全に熟成すると頭部の頂に
孔が開く。雨などの刺激より、プッ、プッ
と、胞子が放出される。
この胞子を出すのは、小出しされるもので
このプッ、プッを何度も繰り返すらしい。
この愛らしい胞子を出す姿から、『埃茸』の
名がついたもので、洋名も『パフボール』
とこれも可愛い名である。
別名『狐ノ茶袋 』(キツネノチャブクロ)の
名もついていて、昔の人がつけた名に自然
のものへの愛しみを感じさせられる。昔の
人は、キツネとタヌキなどの名前が自然の
ものに付くのが多く、とても微笑ましい。
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過去に紹介させて頂いた、猫と茸をテーマ
にイラストを描かれる『YO-CO』さんの
ホコリタケのイラストを載せておこう。
こちらはあまりに可愛くて、キャンバス型
のイラストを購入したものとなる。
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タイトル画像が以前のと被って、ほぼ同じに
なったけど、まあ、いいや、可愛いのだから。
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和名 埃茸
(ホコリタケ)
狐ノ茶袋
(キツネノチャブクロ)
洋名 パフ ボール
(PUFF BALL)
学名 リコペルドン パーラタム
(LYCOPERDON PERLATUM)
分類 ハラタケ目、ハラタケ科、
ホコリタケ属、ホコリタケ種
種類 キノコ類
分布 世界中の山林、雑木林、草地
出現 夏〜秋
撮影 2024年11月4日
場所 宝塚廃線ハイキングコースの道端
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