トキワサンザシ 真っ赤に染まる実で冬支度
常盤山査子
(トキワサンザシ)
バラ目、バラ科、サンザシ属の多年生低木
春〜夏にかけ、直径1cm程の白い花が咲いて
夏の終わり辺りに実をつける。
その実は黄色いものが橙色になって、冬を前に
して真っ赤な色へと染まっていき、これがこの
トキワサンザシの冬支度となる。
この真っ赤な実は、辺りから餌が減ってしまう
そんな時期に鳥たちの目を引くための赤い実と
なり、鳥たちの冬場の貴重なタンパク源となる。
逆に鹿にとってはこの赤い実は単なる毒となる。
鳥たちに無毒なのは、この実を食べたその後に
その種を広範囲にばら蒔く範囲拡大の協力者で
あるから、『どうぞ、沢山お食べなさい!』と
赤い実は食べ頃サインを鳥たちに示す。
一方で、鹿は種の広範囲ばら蒔きへはならぬ為
この実には哺乳類に対しては、毒を有する事を
『食べるな危険!』と真っ赤な実により表現した
警告のサインとなっている。
この赤い実は、そんな風に相手によって違った
意味を与えてくれるのである。
和名 常盤山樝子
(トキワサンザシ)
常盤山査子
(トキワサンザシ)
喜馬拉雅常盤山樝子
(ヒマラヤトキワサンザシ)
橘擬 (タチバナモドキ)
洋名 ピラカンサ (PYRACANTHA)
ファイアソーン (FIRETHORN)
学名 ピラカンサ コッキネア
(PYRACANTHA COCCINEA)
分類 バラ目、バラ科、サンザシ属
種類 多年生低木
草丈 2〜3m
開花 春〜夏
花色 白
花径 10mm
原産 ヨーロッパ南部〜西アジア
言葉 美しさはあなたの魅力
愛嬌
場所 服部緑地都市緑化植物公園
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