TRACHYCARPUS FORTUNEI

トレーシーカルパスフオートゥネイ
（TRACHYCARPUSFORTUNEI）


ヤシ目、ヤシ科、シュロ属の植物。


和名は、棕櫚（シュロ）であり、ヤシ類では
珍しくも日本の九州を原産とする樹木である。


かなり高く大きく育つ植物な為、パブリック
スペースなど、高さと奥行き共にある程度の
空間が確保できなければ配置できない植物。


ヤシ類は葉の配列が規則正しく、その葉姿の
シルエットがとても美しい。小型のヤシ類が
室内の壁に落とす影も夏場は涼しげで良い。


無骨ながら、葉の醸し出す無数の剣先の様な
ディテールが私は好きである。


洋名は、スコットランド出身の植物学者から
その名がついている。彼は日本を訪れた際に
老若男女の総てが、庶民であっても植物の花
に対し愛情を持つ国民性に対し驚いたという。
そんな彼の名が学名に付いている植物は棕櫚、
金柑（キンカン）、蔓正木（ツルマサキ）等
がある。


逆光で撮影したもので、シルエットロマンス
シリーズに加えておこう。近年亡くなられた
大橋純子さんへ、私が勝手に捧ぐシリーズ。




Trachycarpus fortunei is a plant in
the palm family, Arecaceae, native
to Japan's Kyushu region, unlike
most palm species.

Due to its considerable height and size,
it requires a substantial space with both
height and depth, making it suitable for
public areas.

Palms have a regular leaf arrangement,
and their silhouettes are exceptionally beautiful. The shadows cast by small
palms on indoor walls are refreshing
in the summer.

Despite its robust appearance,
I appreciate the numerous sword-like
details emanating from the leaves.

The botanical name pays homage to a Scottish botanist who, during his visit to Japan, was astonished by the nation's affection for plant flowers, even among common people. Plants bearing his name include Trachycarpus, kumquat (kinkan),
and evergreen wisteria (tsurumasaki).

Captured in backlight, this adds to the Silhouette Romance series, a personal
tribute series to the late Junko Ohashi.

和名　棕櫚（シュロ）
　　　棕梠（シュロ
　　　椶櫚（シュロ
洋名　ウィンドミル パーム
　　　（WINDMLLL PALM）
学名　トレーシーカルパス フオートゥネイ
　　　（TRACHYCARPUS FORTUNEI）
分類　ヤシ目、ヤシ科、シュロ属
種類　常緑高木
草丈　１０〜２０ｍ
開花　夏
花色　黄
花径　１８ｃｍ
原産　日本（九州南部）
　　　中国
言葉　勝利
　　　不変の友情
　　　祝賀
　　　戦勝
撮影　京都、哲学の道

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