ハナシュクシャ 夕刻に強香を放つ美しき白花
花縮砂 (ハナシュクシャ)
インド、インドシナ半島が原産の半耐寒性の
球根植物となる。短日植物で、夕方になると
香りのよい白い花を開かせてくれる。
日本へは鑑賞目的用に江戸時代に渡来した。
開花時期は8月下旬から11月となる事から
短日植物(夏至から冬至までの日の短い時期
に花を咲かせる植物を指す)となる。
その花姿は美しく優雅な純白花である事から
バタフライリリィ、ホワイトジンジャー等の
洋名がついている。
夕刻にこの花は強い芳香を放ち、『星蜂雀蛾』
(ホシホウジャク)などのスズメガの仲間を
受粉協力者として誘うものである。
美しい白花は、キューバやニカラグアの国花
となっている。
和名 花縮砂
(ハナシュクシャ)
洋名 ホワイト ジンジャー
(WHITE GINGER)
ジンジャー リリィ
(GINGER LILY)
バタフライ リリィ
(BUTTERFLY LILY)
学名 ヘディキウム コロナリウム
(HEDYCHIUM CORONARIUM)
分類 ショウガ目、ショウガ科、
シュクシャ属
種類 多年生植物
半耐寒性植物
草丈 100〜150cm
開花 8〜11月
花色 白
花径 4〜8cm
原産 インド、インドシナ半島
渡来 江戸時代(鑑賞目的)
言葉 豊かな心
撮影 日本新薬 山科植物資料館
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STAMP
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BOTANICAL ILLUSTRATION
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