GASTERIA CARINATA

ガステリア カリナータ
（GASTERIA CARINATA）


カウ タン カクタス
（COW-TONGUE CACTUS ）


キジカクシ目、ツルボラン科、ガステリア属


南アフリカ西ケープ州に生息する多肉植物。
柔らかなカーブを描く流線型と、鮮やかな桃
と緑の配色の美しい花が特徴的である。

学名のガステリアとは胃袋を意味する言葉。
胃薬のガスター１０で一般的に知られる様に
なった言葉である。確かに似てはいるのだが
私としてはこの綺麗で美しいこのカタチの花
を胃袋に例えるそのセンス、嫌いではない。
特に好きでもないが…



洋名のカウ タン カクタスは、舌状葉を指し
ついた名称となっている。その葉が幾重にも
重なって、これはもう二枚舌を通り過ぎてて
数える気にもならない。カウタンとは牛タン
葉の上に浮き上がる霜降り斑が気品があって
とてもよろしい。この葉の画像を改めて見て
牛タンが食べたくなる自分もどうかしている。

葉は舌で、花は胃袋とは、何とも面白い。
楽しくもユニークな多肉植物となる。


このガステリアについてる花言葉は『子宝』
沢山の花がぶら下がる様から多産繁栄の言葉
がついたものとなる。


私の住むマンションが面した道路の対岸側の
植込に、何故がこのアフリカ生まれの植物が
生えていて、この花を咲かせているのを見て
その可愛さに目をハート型にしていた私だが
先月に工事がされて、可愛かったガステリア
がなくなっていた。ロケーションの悪さから
写真を撮ってはいなかった。


それが失われてから、それが自分にとっての
喪失感を感じさせられるものがある。もっと
写真を撮ってあげれば良かったなと、寂しい
気持ちが残っている。工事してなくなる事が
わかってたら、根からちゃんと抜いて鉢植に
して実家の庭にそっと置いておきたかった。

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和名　子宝錦 （コダカラニシキ）
洋名　カウ タン カクタス
　　　（COW-TONGUE CACTUS）
学名　ガステリア カリナータ
　　　（GASTERIA CARINATA）
分類　キジカクシ目、ツルボラン科、
　　　ガステリア属
種類　多肉植物
草丈　１５ｃｍ
開花　冬〜春
原産　南アフリカ、西ケープ州
言葉　子宝
撮影　服部緑地都市緑化植物園

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