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ハブソウ 蛇毒治療を目的に日本に渡ってきたマメ類だったが、その実態は…

波布草 (ハブソウ)


マメ目、マメ科、センナ属の一年生蔓性植物


南米を原産とするこの植物は、日本に渡来を
してきたのは、江戸時代となる。タイトルに
した通り、毒蛇の咬み傷、虫刺され等に効く
とされたものだが、実際にその効能は実際は
全くないものである。

それどころかこの植物自体が有毒植物であり
葉や根の他、この種に強い毒性をもっており
家畜が食べない様に、注意を要するもの。

この花には面白い特徴があり、雄蕊が10本
備わっているものの内、3本は仮雄蕊となり
7本が本雄蕊となる。撮影しながらヘンテコ
なこの雄蕊を楽しんだものである。

激しい大雨の中での夕刻前の撮影




翌日の曇天の中での日中の撮影



和名 波布草 (ハブソウ)
   草栴那 (クサセンナ)
洋名 センナ (SENNA)
学名 センナ オキデンタリス)
   (SENNA OCCIDENTALIS)
分類 マメ目、マメ科、
   ジャケツイバラ亜科、センナ属
種類 一年生蔓性植物
   有毒植物
草丈 50〜200cm
開花 8〜11月
花色 黄
花径 3〜5cm
花弁 5枚
雄蕊 10本(仮雄蕊3本、本雄蕊7本)
原産 アメリカ南部、メキシコ
渡来 江戸時代(民間医療目的)
言葉 希望
   勇気
撮影 沖縄県久米島

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