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エゴノキ 渋く、苦く、有毒な実からついた名前


野茉莉 (エゴノキ)

ツツジ目、エゴノキ科、こ落葉小高木となる。

エゴノキは、日本を含め東アジアの広範囲に自生
している落葉高木で、美しい白い花を咲かせる事
で知られている。この植物は庭木や街路樹として
も人気があるものである。


このエゴノキの名は、古くからの和名に由来して
おり『エゴ』という名前は、この木の実が渋くて
苦いことに由来する。コレを食べると喉を刺激し
痛みを伴う事から、古語の『えぐい』という言葉
が転じたとされていて、渋みや苦味が強いものを
表す言葉で、エゴノキの実を指した言葉である。


以前の記事でも紹介した通り、5〜6月にかけて
小さなベルの形をした白や紅の花を枝に垂れる様
に咲かせる。花は淡い香りがあり、非常に美しい
ことから観賞用としても価値がある。

この美しい花が終わると、小さな実を付けます。
緑色から茶色に熟すこの実にはアルカロイド系の
有毒成分が含まれており、食用には適していない。


このエゴノキの樹皮や果実には、殺虫作用がある
事から、かつては農薬としても利用されることも
あった。




和名 野茉莉 (エゴノキ)
   萵苣ノ木 (チサノキ)
   轆轤木 (ロクロギ)
洋名 ピンクチャイム (PINK CHIME)
学名 スティラクス ジャポニカ
   (STYRAX JAPONICA)
種類 紅花野茉莉 (ベニバナエゴノキ)
分類 ツツジ目、エゴノキ科、エゴノキ属
種類 落葉小高木
草丈 5〜15cm
開花 5〜6月
花色 白
花径 25mm
原産 日本、朝鮮、中国、フィリピン
言葉 壮大
撮影 河津神社(大阪市淀川区)

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