早乙女花

早乙女花 （サオトメバナ）

リンドウ目、アカネ科、ヘクソカズラ属

その花姿がとても可愛らしいことを喩えて
「早乙女」の名称がついたとも、早乙女が
田植えをする時期に花が咲く事からついた
名称と、二つの説を持っている。

確かにその花を見ている限りにおいては
花弁は五つに分かれて、フリル状にエッジ
が波打っており、中央には星型に赤紫色が
紋様の様に現れ、可憐で、美しい花である。

川西の実家周辺の散策コースをトボトボと
歩いていたらば、何やら臭いなと思ったら
この早乙女花（サオトメバナ）が咲いてて
どうやら誰かが、この一部を除去しようと
手を掛けたらしく、屁糞蔓（ヘクソカズラ）
としての匂いを辺りに漂わせていた。

私自身は、植物に手を掛けることはしない
為に、初の悪臭を実感した訳である。成程
これは確かに臭いものだな。

でも、タイトルにした名の『早乙女花』なる
名称も似合っている花だと実感する。

アリがその蜜に集まり、その命をつなぐ役割
も果たしている。

園芸家の方々には、要らん子ちゃんなのだが
私は楽しくこの可愛い姿を写真に撮りご満悦
なのであった。

和名　屁糞葛 （ヘクソカズラ）
　　　早乙女花 （サオトメバナ）　　
　　　灸花 （ヤイトバナ）
洋名　スカンク ヴァイン （SKUNK VINE）
　　　スティンク ヴァイン （STINK VINE）
学名　パエデリア フォエタイダ
　　　（PAEDERIA FOETIDA）
分類　リンドウ目、アカネ科、ヘクソカズラ属
種類　多年生草本
草丈　８〜１０ｍ
開花　夏〜秋
花色　白
花径　５ｍｍ
花弁　４枚
原産　日本
言葉　人嫌い
　　　誤解を解きたい
　　　意外性のある
撮影　兵庫県川西市、実家の近所

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