日陰杪欏 (奄美大島編)
日陰杪欏 (ヒカゲヘゴ)
こちらの解説は奄美大島、ネイチャーガイド編
ヘゴ目、ヘゴ科、アルソフィラ属の多年生植物で
日本最大の羊歯 (シダ) 類となる植物である。
蛇の鱗にも見えるその幹がとても美しく印象的な
植物。学名のレピフェラは、鱗片を有した植物の
意味である。
その独特な模様は、成長過程で落ちた葉の痕跡で
ありその紋様をよく見ると、逆八の字型の模様と
なっている。
この日陰杪欏 (ヒカゲヘゴ) と、杪欏 (ヘゴ)
という植物との違いは、ヒカゲヘゴは葉を落とす
事からこの紋様があるのだが、ヘゴとは葉がぶら
下がり葉が落ちない為にこの独特な紋様が出ない。
それとヒカゲヘゴはその名前とは裏腹に天を目指し幹自体も伸びるのだが、根っこも地面から迫り出し上へ上へと伸びる。その根が伸びた部分には紋様は当たり前に無くて、ドス黒い感じとなっている。
この植物は、生きた化石とも呼ばれ、恐竜がいた
三億年も前から、その形は変わっていないという。
今回のこの解説は他からの情報は基礎情報のみで
原生林ツアーのガイドさんからの解説をベースに
構成したものとなる。
和名 日陰杪欏 (ヒカゲヘゴ)
学名 アルソフィラ レピフェラ
(ALSOPHILA LEPIFERA)
分類 ヘゴ目、ヘゴ科、アルソフィラ属
種類 多年生植物
草丈 6〜15m
開花 なし (胞子植物)
原産 日本 (奄美大島、沖縄)、台湾
言葉 愛嬌、誠実
撮影 奄美大島
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