赤芽槲
赤芽槲 (アカメガシワ)
トウダイグサ科、アカメガシワ属の植物
若い新芽が美しい赤色の事からこの名前が
つく樹木。多年生低木でその丈は2〜5m
程度の高さとなる。
日本では昔はこの新芽を天麩羅や茹でての
和物(アエモノ)などに使われたもの。
この葉は古来の時代より神聖なものとして
取り扱われたものであり、伊勢神宮を始め
とし、神事の御供物等をこの葉の上に載せ
神仏に捧げたとされる。
昔の人も自然の中に神秘的な色や形などが
与えてくれる美に対して色んな想いを馳せ
敬意を表してきたのである。
この芽の赤い色の正体は、細かい繊毛の色
が赤いのである。芽に真っ赤な繊毛が覆う
その理由は、若芽を紫外線から守る為。
この赤葉を見かけたら指で触れてみよう。
手触りが良いのがわかる。
和名 赤芽槲 (アカメガシワ)
御菜葉 (ゴサイバ)
菜盛葉 (サイモリバ)
楸 (ヒサギ)
久木 (ヒサギ)
洋名 ジャパニーズ マロタス
(JAPANESE MALLOTUS)
学名 マロタス ジヤポニカス
(MALLOTUS JAPONICUS)
分類 キントラノオ目、トウダイグサ科、
アカメガシワ属
種類 落葉高木
草丈 2〜5m
開花 春〜夏
花色 白、黄
花径 10mm
原産 日本、中国、朝鮮
言葉 繊細
澄んだ心
撮影 木津川河川敷
写真 芽、葉
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