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HINAARARE


ヒナアラレ (HINAARARE)


可愛い名前がつくコンパクトサイズの和製の
園芸品種の薔薇となる。丸弁一重咲の花弁は
ピンクのキッズカラーが鮮やかで、中央部が
円形状に白色が形成されているので可愛さが
倍増する。


グランドカバーに優れた能力を発揮するこの
薔薇は次々と可愛い花を連続して咲かせると
いう利点ももっている。それと樹高が低い為
ヒナアラレを楽しむ様な小さな女の子達にも
ちょうどその視界に入る位の高さに花が咲く
良いのだろう。バラ園の中で女の子達が走り
回ってはしゃぐ場面を眺めているとこの薔薇
がそんな名をつけられた理由も見えてくる。


ヒナアラレ。実際に雛祭になると女の子への
健やかなる成長を祈願する行事で、その場で
振る舞われるのが可愛いヒナアラレとなる。


ヒナアラレをよく眺めてみるとその色が四色
になっているのが分かる。これは春夏秋冬を
表していて、春は桃色で花を意味している。
夏は緑色で新緑を表している。秋には黄色で
紅葉を表し、冬は白色で雪を表している。
女の子が一年を通して、季節毎に自然の中の
素敵なものと出会い良い一生を過ごしていく
事を願うという意味がこもっている。



この薔薇のヒナアラレにも、四色が混在して
備わっている。花弁の桃と白、オシベの黄、
そして、葉の緑、である。


この薔薇は京成バラ園芸の作出となる。




和名 薔薇 (バラ)
洋名 ローズ (ROSE)
学名 ロサ ヒナアラレ
   (ROSA HINAARARE)
品種 ヒナアラレ (HINAARARE)
分類 バラ目、バラ科、バラ属
種類 多年生低木
草丈 40cm
開花 四季咲 春〜秋 
花色 全体は薄桃色、中心部は白色
花径 3cm (小輪)
花弁 4〜8枚
花形 丸弁一重咲 
系統 シュラブ  (SHRUB)
芳香 微香 
形態 匍匐性
棘数 多数、鋭利
耐病 普通
原産 世界各地
作出 日本 
作者 京成バラ園芸
作年 2001年
言葉 美しさ
   輝き
   幸せ
撮影 中之島薔薇園 

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