HANGING HELICONIA
ハンギングヘリコニア
(HANGING HELICONIA)
ショウガ目、オウムバナ科、オウムバナ属
常緑多年草で、草丈は2〜3mとなる。
ヘリコニア種の植物は、個性派揃い。
南国の鬱蒼としたジャングルの中に異彩を
放つエキゾチックプランツ。私の大好きな
植物のひとつ、ヘリコニアシリーズの中の
ロストラータである。
原産は南米アマゾンの熱帯雨林の中に生息
する多年草であり、その背の丈は2m程度
まで達する。高温多湿環境が必要となり、
耐寒性ー1℃の寒さの中で枯れてしまう。
育成するには大量の水と水捌け良い土壌、
そして温室が必要な植物。
和名の鸚鵡花(オウムバナ)は、苞形状が
オウムの嘴に見えるとついた名称である。
この植物の学名はヘリコニア ロストラータ (HELICONIA ROSTRATA) 、解説すると
ヘリコニアは古代ギリシャ神話に出てくる
芸術の女神ムーサが住むヘリコン山が語源
である。妖艶でエキゾチックなこの造形と
サイケデリックな極彩色とが芸術の女神に
結びついたとされる。
洋名では、色気などよりも食い気の方から
ロブスタークロウ(LOBSTER CLAW)と
大型の海老の爪の名がつく。
この独特の苞形状から、蜜を吸って受粉の
手助けをする役割はハチドリがそれを担う。
また南米にのみ生息するスイツキコウモリ
(足裏が吸盤になっているコウモリ)が
このオウムバナの葉っぱが大好きでここに
張り付いて良く休むとされる。ジャングル
の中でも、持ちつ持たれつなのである。
ロストラータは花が苞の下側に咲くのだが
同じ種類のビハイは真上を向くので形状を
比較するととても面白い。花の形状が真逆
なのに、そのカラーコーデは全く同じ配色
なのがまた面白い。
ヘリコニアロストラータは上から吊り下がる
花のスタイル。それ以外の仲間は大地からの
茎に花が付くスタイルとなる。
和名 鸚鵡花 (オウムバナ)
洋名 ヘリコニア ソロモネンシス
(HELICONIA SOLOMONENSIS)
ハンギングヘリコニア
(HANGING HELICONIA)
ロブスタークロウ
(LOBSTER CLAW)
学名 ヘリコニア ロストラータ
(HELICONIA ROSTRATA)
属性 ショウガ目、オウムバナ科、
オウムバナ属
種類 常緑多年草
草丈 2〜3m
開花 春〜夏
花寸 3cm
原産 ペルー、アルゼンチン、コロンビア、
アマゾンの熱帯雨林のジャングル
国花 ボリビア
言葉 風変わりな人
注目
撮影 咲くやこの花館 ジャングルエリア
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