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ナガバハマササゲ 久米島ビーチの一区画に自生


長葉浜大角豆 (ナガバハマササゲ)


マメ目、マメ科、ササゲ属の蔓性植物であり
奄美大島以南の琉球地域自生の植物である。


広い範囲で久米島の散策を行っている中では
その多くが軍配昼顔(グンバイヒルガオ)で
あったのに対し、こちらのナガバハマササゲ
は全体に見られず、一部地域で目撃された。


撮影したものは、海辺の砂浜に生えていた様
に塩害に強い耐性をもつ。残念ながら鹿児島
では絶滅危惧I類に数えられている。


写真撮影の中に丸葉のものがあるが、これは
蔓性で巻きついているものであり、これ自体
の葉は名称にある通り、先の尖っている長葉
なのが、このマメ科植物の特徴となる。同じ
ササゲ属の『浜小豆』(ハマアズキ)とはほぼ
見分けがつかない程似ているが、その区別は
この葉形によって為される。


『ササゲ』というこのマメ類の名称は、その鞘
(サヤ)が上向きに湾曲して実るその様子から
『捧げものをする手つき』に似る事に由来。
花言葉の『恥じらい』は小さく謙虚そうに咲く
花姿からきたものとなる。



和名 長葉浜大角豆 (ナガバハマササゲ)
   長葉浜豇豆 (ナガバハマササゲ)
洋名 ダルリンプル ビグナ
   (DALRYMPLE VIGNA)
学名 ビグナ ルテオラ
   (VIGNA LUTEOLA)
分類 マメ目、マメ科、マメ亜科、
   ササゲ属、ナガバハマササゲ種
種類 蔓性多年生植物
草丈 1〜2m
開花 11〜6月
花色 黄
花径 25〜50mm
原産 日本 (奄美大島、琉球地域)
言葉 恥じらい
撮影 沖縄県久米島、海岸沿いの砂浜

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