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HIBISCUS


ハイビスカス (HIBISCUS)


アオイ科、ブッソウゲ属の多年生植物であり
木質化した大きなものは5mにまでもなる。


この植物は、ハワイ、マスカリン諸島、中国、
アフリカ、とそれぞれ離れた地が原産国であり
その地域別に違う特徴を持っている。


南国の花として、プルメリア (PLUMERIA)
とは、首位の座を競い合う花である。日本国内
の南九州含め、ハワイ、グアム、インドネシア
では、どちらの花も見る事ができる。


この南国代表のハイビスカスとプルメリアに
見られる大きな違いは花の構造にある。


プルメリアには、植物の花としての生殖部位
の雄蕊と雌蕊が花の奥に収まってて表立って
見る事ができない構造となっている。
片やハイビスカスはというと逆にその部位が
他の植物のそれよりも突出しているのが特徴
であり、まさにこの点では南国を代表する花
プルメリアとハイビスカスは両極に位置する
花となる。どちらの花もその突出した個性が
我々を魅了する訳ではある。


今回のハイビスカスについては女性が髪へと
飾る時のお作法がある。花を髪飾りにする際
その左と右とで意味合いが違うのである。


女性が自身の右側の髪にハイビスカスを飾る
場合『フリーランス』つまり『恋人募集中』
の意味となる。


逆に女性の左側の髪に飾る場合は『既婚者』
『私には恋人がいます』を意味している。


両側にハイビスカスを飾る場合もあるのだ。
この場合、『既婚者だけど恋人募集中』の
サインとなる。


この様にハイビスカスにも色んな表現方法が
あって、それはそれで楽しい。


花に付く『謙虚』『清楚』の花言葉も良いが
『新しい恋』もまたこの花に相応しい花言葉
なのである。





和名 仏桑華 (ブッソウゲ)
   琉球木槿 (リュウキュウムクゲ)
洋名 ハイビスカス (HIBISCUS)
学名 ハイビスカス ローザ シネンシス
   (HIBISCUS ROSA SINENSIS)
分類 アオイ目、アオイ科、ブッソウゲ属
種類 多年生草本
草丈 1〜5m
開花 春〜秋
原産 ハワイ、マスカリン諸島、アフリカ、
   中国
   *それぞれ原産国により形態が異なる
言葉 上品
   清楚
   謙遜
   繊細な美しさ
   新しい恋
撮影 咲くやこの花館 ハイビスカスゾーン
   沖縄
   石垣島

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対極の美の花 プルメリア

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