WOMBAT
WOMBAT (ウォンバット)
ウォンバット科、ウォンバット属の哺乳類。
身体全体が丸みを帯び、ずんぐりむっくりの
体型が可愛らしく、その動く様はのんびりで
のそのそ、もふもふと歩くウォンバット。
オーストラリアの固有種で、あのユーカリを
専門に食べるコアラとは近縁にあたる動物で
ウォンバットのその名はアボリジニの言葉で
『平たい鼻』を意味している。顔を比較して
みても顔に類似点が多くみられるが、コアラ
はユーカリの樹上、ウォンバットは穴を掘り
地中を棲息場所としている点や食性にも違い
がある。
さてさて、今回は突然にウォンバットの記事
となった訳であるが、いきなり何故にこんな
もふもふアニマルを取り上げたかというと、
以前に取り上げた大阪府池田市という街中を
アクティビティサークルで巡った際に、この
池田市の五月山動物園にウォンバットがいる
と知った事によるもの。
先ずは池田市の商店街の中に、動物の銅像が
あるのを見つけたのがきっかけとなる。以前
に四條畷市内にサンタクロースがあちこちに
点在していたのと同じ流れである。
その時は朝から晩までメニューがてんこ盛り
状態で、とてもではないがウォンバットを
見るという余裕も、選択肢もなかった。
定期的に私は実家に帰って親に顔を見せた帰り
十三駅までの途中駅の池田駅で下車をすると
やり残しメニューのウォンバットチェックへと
向かったのである。商店街を最後まで抜けると
坂道を登って五月山動物園の入口に到着した。
途中で写真を撮りたくなる被写体に出会う度に
足止めしてしまう私である。30分ほどで到着。
アルパカ、ヒツジ、ヤギ、ワラビー、などの
草食系の穏やかな動物ばかりの小さな動物園。
どれも可愛かったが、今回はウォンバットの
記事に専念する為、彼らはまたの機会に掲載
しようと思う。
他の動物コーナーは人の姿はまばらだったのが
ウォンバットのゾーンは周りグルリを沢山の人
が取り囲んでいる。ご年配の女性が望遠レンズ
付きの一眼レフカメラを構えている。植物園も
だけど最近は高齢者の高級カメラ姿をよく見る。
私もIPHONEの14PROMAXを負けじと構える。
見た目では完全に負けている。多分撮った写真
も負ける。ブログを始めた時にIPHONE撮影の
画像で押し通すと宣言した以上、このポリシー
は変えない。
三匹いるというウォンバットは、出てこない。
まさか、出てこないまんまという事はないよな
と思ってたら、もふもふがのそのそと出てきて
一眼レフ望遠隊が一斉に撮影開始、私もパチリ
パチリとIPHONEにて可愛い姿を撮影する。
この姿のまあ可愛いことと言ったらないなと、
葉っぱをムシャムシャと食べる姿を撮影するも
食事が終わり、そそくさと小屋の中に引込んで
しまった。
三匹いるというウォンバットは、一匹だけの
撮影に終わったのである。
私はIPHONEの中に自分専用の図鑑リストを
持っているが、ウォンバットの記録が全くなく
今回、初めてこの動物に遭遇した事が発覚した。
ネットで調べて直ぐにその理由が判明した。
まずウォンバットというこの動物は、日本の
動物園等の飼育施設では現在は二箇所のみで
しか飼育されていない事がわかった。
過去には札幌円山動物園と東京多摩動物園にも
いたらしいのだが、現在は今回行った池田市の
五月山動物園と長野県内の茶臼山動物園だけで
しか見る事のできない動物だったのである。
現在はオーストラリアにおいて保護動物とされ
国外へは一切、渡ってこない動物であり、原産
のオーストラリアに於いても、一切の飼育など
許可もされていない厳重な扱いの哺乳類になる
のだという。
池田市にいるこの3頭はとっても貴重な存在だと
知る事ができた。なお、この中のオスは世界で
管理される個体の中で一番、高齢という事から
ギネスレコードを持っているそうである。
軽い気持ちで見に行ったウォンバットだったが
いい思い出となった。また、機会があればまた
会いに行こうと思う。下は三匹のウォンバット
の顔出し用ポスター、ギネスレコードの写真、
そしてワイン君の35歳のバースデーポスター。
これからももっともっと長生きをして欲しい。
洋名 ウォンバット(WOMBAT)
学名 ヴォムバタス ウラシナス
(VOMBATUS URSINUS)
分類 双前歯目、ウォンバット型亜目、
ウォンバット科、ウォンバット属
種類 哺乳類
有袋類
全長 90〜115cm
尻尾 25〜60mm
体色 黒、灰、茶
食性 草食(植物の根や葉、草本)
活動 夜行性、昼は地中の穴の中で寝る
子供 有袋類ゆえ、一腹一子
成長 生後二年で性成熟
原産 オーストラリア
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