【毎週ショートショートnote】裏お題:名探偵対決&読者への挑戦【キンモクセイ盗賊団の池】520文字
たった一つ真実を見抜く!見た目はオトナ、頭脳は子供、その名は、DIY(日曜大工)が得意の名探偵コーナンだ。
俺はどんな難事件でも解決する。依頼主からの期待は裏切らない
大富豪(90歳)の黄金の仏像が盗まれた。今回は推理対決だ。俺とは別にもう一人の名探偵「金田一」少年が呼ばれている。
<部屋には謎のメッセージが残されていた>
金田一 「挑戦状の起源は、戦国時代に武士間の・・」
コーナン「えっ!もしや春彦さんの方?」
金田一 「もう、わかんない帰る ママ―」
コーナン「えっ!冬彦さん?」
<探偵は私だけになった>
これは金木星人窃盗団の挑戦状だ!私の名声は世界、いや宇宙にも届いている。
解読すると、タヌキとコケシは宇宙人
庭(ニワトリ)のごう(Go!)=いけ(池)が正解の意味になる
俺は庭の池の水を抜いて探したが、黄金の仏像は見つからない。
その時、依頼主の奥さんが申し訳なく謝ってきた。
「仏像はタンスの中にありました。おじいちゃん、すっかりボケちゃって・・隠したことも何もかも忘れたみたいです」
子供「お母さん、僕の落書帳どこやったの~」
<依頼主の郷さんが話し掛けてきた>
「お、庭師さんですか。よろしく」
「へぃ。実はこっちの方が得意なんで、お庭を綺麗にさせてもらいますわ」
<読者への謎解き>
ヒント:「たぬき」「こけし」=「た抜き」「こ消し」をして読んでみましょう。
⇒昭和の時代、小学生の推理漫画では定番のネタでしたね。
隠されていたのは、私の感謝のメッセージでした。
真実はいつも一つ!
#毎週ショートショートnote
#沈む寺
#キンモクセイ盗賊団の池
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