初期流産からの心の切り替え
こんにちは、風香です🍀
不妊治療中の流産って、あまり珍しいことではないみたいですが、いざ自分の身に降りかかると「こんなに頑張っているのになぜ私が?」「何がいけなかったの?」ってすごく悩んじゃいますよね。
私もそうでした。正直今でも思い出すだけで涙が出ます。今でも完全に切り替えられたとは言えないかもしれません。
もっと言うと、妊娠初期は逆に卑屈になって、いつ流産しても悲しみを覚えないようにと、過度に期待しないことを心掛ける有様でした。
そんな私ですが、流産を乗り越えるためにやったこと・ヒントにしたことを書いてみます。どなたかの参考になれば嬉しいです。
1.看護師さんに相談→爆泣き
流産判定を受けたその日、医師と話すのはもうつらかったので一回辞して、「これからの治療方針について相談したい」と看護師さんに相談しました。
このまま体外受精を続けても保険適用が切れる=政府的に「これ以上繰り返しても意味ない」と考えられている域に入るのではないか?
20代の健康人でこんなに失敗しまくる人は他にいるのか?
私の生活面で悪い点があるなら直すから指摘してほしい
など、建設的なふりをしながらも、わがままな質問をしていました。
また、言ってる途中で涙が溢れてしまい、結局どんな回答をもらったかは覚えていません(すみません看護師さん)。ひたすら背中をさすり続けてくださったのは覚えています。
泣いたことによって多少すっきりし、なんとか会社に向かえたので、感謝してもしきれません。
2.不妊治療中はできないような旅行
フローラ検査で2か月の猶予が生まれたので、夫と二人で旅行に行きました。
不妊治療をしていると、特にホルモンコントロールでの移植周期は薬が多いので旅行しづらいですし、排卵日以降は激しい運動は控えたくなります。
ここ半年ぐらいずっとそんな感じだったので、一度強度の高い旅行に行こうとなりまして、前々から行きたかった黒部ダムに行きました。標高が高いところでは寒いですし、アルペンルートは途中でハイキングみたいになるので、治療周期中は思わず控えてしまう旅行先です。
お腹に何もいないので、宿泊先の温泉も心行くまで長風呂ができましたし、
ロープウェーに乗り遅れまいとダッシュするのもOK、富山側での海産物もお腹いっぱいになるまで食べることができました。
(※妊娠可能性がある場合はナマモノを食べてはいけません)
精神的にかなりリフレッシュになったと思います。実際、その翌月に自然妊娠できたので。
3.「せっかちだから忘れ物をしちゃって、それを取りに帰ったんだ」
誰に言ってもらったのか、ネットで見たんだか、自ら思いついたのか忘れたのですが、こちらの言葉が私にとって一番しっくりくる言葉でした。
私、結構せっかちなのですけど、(実はこのNoteも初日に15記事ぐらい投稿してます)、要はそれが遺伝したってことです。きっと、天界?から私のお腹に入るときにたまたま忘れ物をしちゃって、胎嚢に入る前に気づいて、やばい!って思って一旦取りに帰ったんでしょう。
だから、胎嚢の中に現れなかったんです。そういうことです。
(冷静な流産判定についてはこちら↓)
何を天界に忘れたのだかはわかりませんが、取りに帰ってから再びお腹に入ってくれたので、きっと今回は、持ち物を全て持った万全の態勢で来てくれてます!!
以上、最後のポイントは多少スピリチュアルな感じもしますが、そこまでの考え方をしないと心が無くなりそうだったので、冷静な自分を一旦ひっこめてこういうこと考えてました。
泣いたり旅行に行ったりは、どなたでも思いつくでしょうが、その分どなたにでも効果があるのではないでしょうか。ぜひ、流産で「待て」がかかっている場合は、不妊治療中にはしづらいことをやってみてください。
それでもどうしても気分が救われない場合は、忘れ物しちゃったんだなとか、天界でバイバイ言い忘れた人がいたんだな、とかそういう考え方もありなのではないでしょうか。
おわり
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