【アドバンス】新型5Cドラグナー【デッキ解説】
*この記事は全文無料で読めます。内容面白かった!このデッキで優勝できた!等何かいいことがあればお気持ち頂けると嬉しいです。
まっつー(@edge0218)です。ここ最近(2022年6月下旬~7月下旬)アドバンスのCSで安定した結果が出せているデッキを紹介します。ちなみに成績はこんな感じ。
デッキタイプ自体は既にあるものですが、採用しているカードがちょっと違うので、続きも読んでみてください!早速どうぞ!
メタゲーム
デッキ解説に入る前に、2022年7月のアドバンス環境について、さっと触れておきます。紅茶派閥さんの動画が分かりやすいですね。
【ドラグナー】に勝てるデッキを使うか。そもそも【ドラグナー】を使うか。この2パターンかなと思います。
【ドラグナー】について
【ドラグナー】といっても、①黒抜き4C、②5Cのふたつのデッキタイプがあります。それぞれ長所と短所を整理します。
・黒抜き4C
長所:圧倒的なデッキパワー。
短所:【ドラグナー】に勝てるデッキの台頭により、流石にメタられるようになってきた。
・5C
長所:ハンデスを採用できる。《デッドブラッキオ》。
短所:リソースが不足しやすい。リソースが不足するために手札の管理が難しい(《グレンモルト》、《デッドブラッキオ》、《ラフルルラブ》を全て手札に抱えるのは困難)。
そこで、黒抜き4Cと5Cの長所を生かしつつ、リソースも確保できる構築を目指します。
デッキリスト
採用、不採用カード解説
ポイントだけ解説します。
・最終龍覇ロージア
《グレンモルト》だけではドラグナーが足りません。4枚は無くていいけど、1枚あるだけでプランの幅が広がります。《ボアロアックス》によるリソース確保、《バトライ閣》の設置。勿論Sトリガーとしても強い。
・天命龍装ホーリーエンド / ナウオワネバー
主に《ダークマスターズ》を出すためのカード。《ホーリーエンド》側も、①全タップからの面除去、《バトガイ刃斗》の安全な龍解、②Sトリガー《ドラゴンズサイン》からの防御など、細かいところに手が届くカード。
・悪魔龍ダークマスターズ
【ドラグナー】に勝てるデッキに足掻くためのカード。それらのデッキには、《ダークマスターズ》を出すだけで勝てることが多いです。その前にやられることが多いのは事実ですが笑。
《ナウオワネバー》で手札に返った後、《グレンモルト》を出すための黒マナになるのも良いですね。
・龍風混成ザーディクリカ
リソース源。プレイの優先度は高くないが、デッキから抜くと欲しくなるカード。
色マナとしても優秀で、1ターン目にチャージするカードは概ねこれか《カツキング》です。
・メンデルスゾーンと龍の呼び声
2メンデル、3インフェル星樹なんて奇跡はめったに起きません。2ターン目に《メンデルスゾーン》を撃つために《インフェル星樹》をチャージ、5マナ時になにもすることが無い、じゃ意味が無いです。
3ターン目に虹マナをチャージしつつブーストできる点は評価できます。
とはいうものの、《メンデルスゾーン》0枚、《龍の呼び声》4枚にはできないのが人間の性…。この枚数配分は完全に感覚です。言語化できず申し訳ない…。
・獄龍刃 ディアボロス
《禁断》からポロっと落ちたカードを拾います。一度呪文面で使用した《ラフルルラブ》を拾えるもの良き。
・デッドブラッキオ
メタが固まっている環境だと強力ですが、有象無象と対戦することになるCSでは使わない状況のほうが多いと判断しました。手札が豊富にあるデッキではないので、このカードをキープするのが難しいのも不採用の理由のひとつ。
・八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣
《ステゴロカイザー》で《ドギラゴン剣》や《ミラダンテⅫ》を拾うゲーム展開、《お清めシャラップ》で自分のデッキを回復するゲーム展開が多くあるので、こっちは不採用。
・流星のガイアッシュカイザー、勝利龍装クラッシュ覇道
《ダークマスターズ》+《ナウオワネバー》を採用したいので、枠の関係で無し。超次元も8枚すべてに役割があるので、《13番目の計画》の採用も無し。
他のデッキタイプへの有利不利
基本的に【4Cドラグナー】の有利不利と変わりませんが、《ダークマスターズ》がある分、【ガイアッシュ覇道】には有利です。《ダークマスターズ》のおかげで、苦手だったデッキにも勝てる可能性は高くなっています。
ミラーはプレイで差がでるので、次の項へ。
ミラーのプレイング
「ミラーはプレイングが非常に大事」。これは僕が【ドラグナー】を使っていて強く思っている事です。実際のCSでも、ミラーにはほとんど負けていません。以下メモ感覚で書いていきます。
完全にコントロールして勝つことは狙わず、多少無理をしてでもゴリ押す。これが基本です。
①VS【黒抜き4Cドラグナー】
・全ツッパします。最速で《ドラゴンズサイン》+《グレンモルト》を狙い、《グレンモルト》には基本的に《バトガイ刃斗》を付けて殴ります。ドラゴンは捲る前提です。
・《バトライ武神》→《インフェル星樹》で剥がされる。《ボアロアックス》→《インフェル星樹》で剥がされる上に、1ターン相手に自由な時間を与えてしまう。
・【ドラグナー】は一枚のSトリガーからどこまででも耐久できるデッキなので、勿論状況によって例外はありますが、貯めるメリットが薄いです。《ミラダンテⅫ》+《ラフルルラブ》の完全シャットアウトプランなんて早々起きません。
・先に仕掛けて止まった場合は自分にもSトリガー、Gストライクがあるからそれで返す。これくらいのテンションでやりましょう。ノートリ貫通で勝つことも多々あります。
②VS【ガイアッシュ覇道】
【ドラグナー】ではないですが、派生形として。
相手のデッキが【ガイアッシュ覇道】かどうかは早急に見極めてプレイングを変えましょう。一番分かり易いのは超次元に《バトガイ刃斗》があるかどうか。ある場合は少なくとも《カクシレシピ》は採用していないことが多いので、ツッパが通りやすいです。メモは以下に。
・《ドラゴンズサイン》は基本的に使わず、マナを伸ばして7マナで《グレンモルト》を出す。
・《ダークマスターズ》を出せれば、ほぼ勝ち。《グレンモルト》よりも優先して出すことも多い。
・【ドラグナー】の《グレンモルト》と違い、1枚でゲームを決めるカードは《VANベートーベン》だけ。採用されても1~2枚程度。《ガイアッシュカイザー》が出てくるまでは相手の動きはゆっくりなので、無理やり攻めることはしない。
③VS【5Cドラグナー】
リソース勝負に持ち込みます。《バトガイ刃斗》は使わず、《バトライ閣》、《ボアロアックス》を中心に相手のリソースが切れるまで待ちます。わざと禁断開放させて、《カツキング》で勝つプランを取ることも多いです。
④《ザーディクリカ》の優先度は低い
《ドラゴンズサイン》+《ザーディクリカ》→《ドラゴンズサイン》+《グレンモルト》はしません。
《ザーディクリカ》はSAではないので、出しても打点になりません。また、《禁断》の封印を1枚剥いでしまうので、禁断開放による負けに繋がります。EXライフによりデッキが一枚減るので、LOによる負けにも繋がります。
⑤禁断開放
当たり前ですが、勝ちにも負けにも繋がります。《インフェル星樹》を採用している以上リソース源として《禁断》を採用していますが、ミラーは正直負けに繋がる事のほうが多いです。むやみやたらに封印を剥がさないのが大事。
《インフェル星樹》は相手の《禁断》の封印を剥がせることは覚えておきましょう。どんな不利な状況でもわざと相手の《禁断》を禁断開放させてシールドの《カツキング》で勝つゲームプランを取ることがあります。
⑥《レッドゾーンバスター》の使いどき
・《ロージア》+《ガイギンガ》でSA・Tブレイカーを作る。
・《ドラゴンズサイン》からわらわら出てきた《ザーディクリカ》をタップする。
・《ガイオウバーン》とセットでパワーを15000にしてバトルする。
終わりに
さくっと紹介してみました。戦績を見てもらえば分かる通り、不利対面に負けまくってますが、少なくとも【ガイアッシュ覇道】に勝てる【ドラグナー】とは胸を張って言えます!笑
新殿堂発表で生き残れるかどうか怪しいところですが、「アドバンスで使うデッキないなぁ…」と思ってる方は使ってみてください!
デュエル・マスターズ、ワンピースカードゲーム。プレイヤーや大会運営の話。