保護者参観は必要なのか?
フリースクールの校長と幼稚園の園長を務めています。
フリースクールにはなかったのですが、幼稚園は今の時期になると毎月のように保護者参観が行われます。保護者に授業を診てもらうことは、本当に必要なことなのか?という疑問を感じています。
保護者が、子どものことを理解したいという気持ちはわかります。外で、どんな友達と何をしているのかを知りたいという気持ちもわかります。ただ、幼稚園の教員が、保護者を意識しすぎて、そのために成果物の工作の準備に時間を取られている。保護者の視点や管理職の視点を意識するとそのための準備に3〜4日時間が取られてしまいます。
準備のための時間もさることながら、教育の主体とは誰なのですか?
という問いが自分の中に生まれてきます。子どもは、幼稚園の時から評価されるために学んでいるわけではありません。自分の中で、単純に楽しい時間を過ごしたいと思っているだけかもしれません。
子どもが楽しんでいる時間は、本来、子どもや教員にとって一番大事な時間です。園長の仕事は、この時間を最大化させる事です。あとは、園の先生も家庭があるので残業なしで、早く帰ってもらえればそれも先生にとっては大事な事です。
保護者参観は、本当に保護者が望んでいるのか?
ちょっとそれが知りたいのです。
ちょっと先生方に配慮もしながら、アンケートしたいのです。
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