自分に嘘つくのは大罪
先日友人と話していて感じたことがある。
「自分の本心を、周りの意見とかどうみられるかとかで誤魔化したんだな」
彼女の選択や決めたことは、素晴らしいと思ったし、それで何も悪いことはないと感じて話を聞いていたのだけど、
本人も意図しない、そしてわかっていないであろう端々に、
決めたことへの揺らぎがたっくさん伝わってきて、苦しさを感じた。
「どうしてそんなに言い訳みたいに話すんだろう?」
「どうして私の肯定や同意をそんなに求めるんだろう?」
そう思いながら話を聞いていて最終的に至ったのは、
【自分の本心に嘘をついちゃったんじゃないかな】っていうことと、
【元気がない・パワーがない】ということだった。
本音に嘘をついたからパワーが出なくなったのか、
パワーが出ないから本音に従えなかったのか、
それはわからないけれども、その両方を感じた。
自分に嘘をつくと、
独り言でも、だれかとの会話でも、全て噓の上に成り立たせなくてはならなくなる。
だから自然と同意を求めるような、肯定してもらいたそうな、そんな言葉になっていくのかなと思った。
自分の意見をいつでも通せるわけじゃない。
自分が決めることでも、断念したり諦めたりしなくてはならないことだってある。
でも、本音に本心に向き合わずに誤魔化して結論を出すと、きっとズルズルと思いを引きずってしまうんだと思う。
しっかりと向き合って、そのうえで出した答えならば、
それが自分の本音と異なるものであっても納得できていたら、
そんな風にはならないんじゃないかと思うのだ。
彼女が悪かったとかではない。
全ての現象は意味があること。
私自身に、「自分の本音を無視するな」っていう警告をもたらしてくれるための存在なんだと思う。
そして、「自分の本音に向き合いなさい」っていう助言。
そう知らせてくれたと感じるから、ちゃんと本音に向き合って無視せずに過ごそう。
そう思えた3月の終わりの出来事だった。
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