5つの殻と3つの方法、6つの毒〜①
こんにちは、かとしょーです!
久し振りに上京物語を読みました!
上京物語はかなり長年にわたって販売されているベストセラーなのでご存知の方も多いハズ!
この本では夢を実現するために破るべき常識として、「5つの殻」を紹介しています!
それは、
「幸せは人との比較で決まる」
「今ある安定が将来まで続く」
「成功とはお金持ちになることだ」
「お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ」
「失敗しないように生きる」
まず「幸せは人との比較で決まる」ですが、
「自分だけ40万貰えて他の人は20万もらえる職場」と「自分以外は100万もらえて自分だけ50万の職場」があれば後者では幸福を感じられない、何故ならば周りの人と比較するからだ、という例え話が描かれています。
加えて「態々他のより持っている人と比べて自ら不幸になっている」とも書かれています。
耳の痛い話ですが、誰しも心当たりがあるのではないでしょうか?
所謂、愚痴とはまさにそんなものばかりです。
「あいつは勉強が出来て羨ましい」
「あの人が評価されるのは納得いかない」
「何故こんなに努力してるのに周りと同じ扱いなんだ」
まさしく周囲との比較です。破るべき殻とされるのも納得ですね!
また、幸せの基準は自分自身が決めるべきものとし、昨日より一歩でも前進しようとしている時に幸せを感じられるとも書かれています!
後半は脳科学的にも幸せホルモン「ドーパミン」が目標へ向かうことや、その達成によって分泌されることが証明されているので、まさに幸せになる為の手段として最適解の一つです!
そして、何より大事なのは新常識、殻を破った先の考え方である「幸せの基準は自分自身が決める」です♪
自分の軸で判断ができるようになれば、周りとの比較に心を乱されることが減るのは間違いありません!
次に、「今ある安定が将来まで続く」です。
これについては、「世の中の多くの人が「安定」だと思って頼って生きているものは実は「みんなもそうだから」以外に何の根拠も無い脆いもののことがほとんど」だと書かれています。
仕事や職種、人との約束事全てにおいてそうだと書いていますが…実際どうでしょうか?
2020年から続いたコロナ禍や東日本大震災による原子力発電への不安、リーマンショック、阪神・淡路大震災、バブル崩壊etc…わずかに半世紀も経たない間にこれだけのことが起き、実際に神話とまで呼ばれた「安定」の代名詞が崩れ去ることもありました。
他にも例を挙げればきりがありません。
現実として、社会のあらゆるものは常に変化が必要であり、安定とは無縁であることがわかります。
本の中では「本当の安定とは、自分の力で変えられることを変えようとしている時に得られる心の状態」としています。
物質的なものが本当の意味で安定を齎さないのは例も示しています。
だからこそ、非物質である心の状態が鍵になるのは間違いありません。
では、変えられることを変えようとしている時に得られるとはどういうことなのか?
それは即ち、納得だと私は思います。
「できることはやっている」「打てる手は打っている」という納得、
つまりは「ああすれば良かった」「これもしたいけどあれが懸念でできない」などの動かずに不安だけを募らせる状態、
その対極に自らを置くことです。
不安をなくすように変えられることを変えている時は、まさに不安を克服した、安定した心になるでしょう。
続きはまた②、③を近日中に書いていきますので、続けて読んでいただければ幸いです…!