人付き合いの極意*私が今まで学んできたこと・心がけていること
最初の就職で躓き、うつ病になってしまったTさん。
それから20数年、定職に就けずにいました。
障害者手帳を取得し、職業訓練をしながら就職活動をし、ようやく仕事が決まったという知らせを聞きました。
真面目過ぎる性格
親御さんは手放しで喜んでいますが、「人付き合い下手」からうつ病になった様な感じもするので、気をつけないと、同じことを繰り返すのではないかな・・・
・遅刻する人を許せない
・休憩時間が終わっているのにおしゃべりしている人を許せない
・余分なおしゃべりをしないから、自分は定時で帰宅するのに、周りから評価されない事が不満
一人暮らしの部屋はマメに掃除。お昼は毎日手作りのお弁当。仕事はルールをきちんと守り・・・
自分が評価されないので、だんだん自宅のトイレ掃除の回数が増え〜〜
彼女自身壊れてしまい、救急車で搬送。診断は「うつ病」
自宅療養
親御さんは、とにかく「あなたは悪くない、悪いのは周りの人」という慰め方を・・・自然と社会から遠のいていきました。
社会復帰できるか・・・
親御さんは、「娘かわいい」になってしまっているので、適切な話し合い、会話ができなくなっています。
社会の中で揉まれても潰れないように、『人付き合いの極意』と題して、私の心がけていることを漫画にして親御さんにまず、見てもらう事に。
極意1:口角をあげる
・優しい印象になり、「話しかけられやすい」人になれるでしょう。
*練習方法…実体験を漫画にしました
私の場合、元々の顔が「口角が上がっていない」ので、「口角をあげる」練習は、かなり時間がかかりました。コツは、「笑っている時の自分の感情を思い出す」。笑いが込み上げてきた時に、鏡を見ると、口角が上がっていました。
極意2:「ありがとう」「お願いします」を言った方がよい場面で、出し惜しみせずに言うようにする。
これができれば、まず人から嫌われないでしょう・・・
私が、「ありがとう」「お願いします」の大切さが身に染みた出来事。
この二人が対照的だったので、より深く心に刺さりました。
みんなが「イッくん」だったら、世の中平和だろうな・・・
極意3:「おたがいさま」精神を忘れない
「お願いします」と言って、やってもらったら、自分も余裕がある時に、「手伝いましょうか?」と声をかけるようにする。もしくは、飲み物やお菓子等で、お礼の気持ちを渡す。
困っている人がいたら、いつでも「声かけ」できるように、周りの人の動きに目を配る。
*これだけは注意『良かれと思って』人にやってあげること
「人の世話を焼いている」のに、なぜか人が離れているような・・・
原因が、「良かれと思って=大きなお世話」にあるかもしれません。
「分かりやすい」と大好評でした
彼女の家族の中に、「発達障害」が疑われる方がいるような感覚もあったので、今回「漫画」にして伝えてみました。
さて、よく理解できたとのこと。次のステップは、行動に移すこと。
どうかどうか、社会復帰し継続して安定した生活が回っていくことをお祈りしています・・・
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