練習環境♪ピアノ教室
11月に発表会が終わり、ちょっと「燃え尽き症候群」になった生徒がチラホラいましたが、新年を迎え、気持ちを新たにした様子も伺えます。
生徒さん達の冬休みは、あまり遠出をしないで、近所のお出かけ、近くのおばあちゃんのお家に行く程度のようでした。
お家でのんびり・・・ピアノの練習もいつものペースでできたようです。
練習は落ち着いてコツコツと
小学生には『練習ノート』で練習した様子を記録してもらっているのですが、いつも☓が多い小5の生徒さんは、今週毎日練習達成!
課題達成100%!
先週私がレッスン内で言った事を全てクリアしています!!
家庭環境が複雑なお家なので、きっと今週は家の中が穏やかだったのでしょう。
ピリピリムードのリビングの真ん中でピアノの練習はやりにくいですよね。
私だってイヤです。
練習環境の作り方*私(大人)の場合
今の私が編み出した練習環境の作り方は、あえて自分の世界の殻に閉じこもってから、練習します。
練習が楽しくなってきたので、外野の声、オーラに意識を傾けないように、没頭するようにしています。
練習環境の作り方*生徒の場合
生徒自身は、ピアノを弾ける状態であるか、家庭内の様子を伺っていると思います。
まずは、「自分が練習したいな。」
次に
・母親の機嫌はどうかな?
・父親、上の兄姉が「うるさい、やめろ!」って言わないかな?
・下の弟妹が邪魔してこないかな?
・今、練習していい時間かな?
全てクリアして初めて練習ができるのだと思います。
練習が十分できた先には・・・
・先生の前で早く弾きたい!→なんて言われるかな?ワクワク
・合格して次のステップに進める
・いつもより早くレッスンが進んで、普段はあまりやれない+αにチャレンジできる
→ → →
今回小5の彼女が見た、感じた「その先」は・・・
先生からの驚きと称賛の言葉!
「完璧!!言うことなし!練習の成果だねぇ。よし、先に進もう!」
更に、早く課題が進んだので、
次かその次に渡される予定の新曲の楽譜をもらい、
「冒頭のメロディだけ弾けるように練習してみようか」と新曲に早く出会う事ができたのでした。
保護者に報告
この感動を保護者にもお伝えしました!
母親は、練習にほぼ立ち会っておらず、下のお子さん(2歳)を連れ出し、静かになったところで練習していたようです。
保護者の中には、
「うちの子、練習しないんです。親が『やれ』っていうのも、おかしいと思うんです。自分がやりたくて習っているのに・・・」
確かにそうですが、
『言葉かけ』だけでなく、
子どもが「練習したい」と思った時に、
お家の中の環境が「弾いていいよ〜」と感じられるようにしてください。
っていうのは、とても難しいですね(^_^;)
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