共依存とは…?
あなたは恋愛、または夫婦関係においてこんな風に感じる事はありませんか?
好きだけど離れたい
好きすぎて辛い
相手の気持ちが知りたい
一緒にいないと不安
縛ってでも側にいたい
信頼できない
全ての行動が気になる
自立したい。けど怖い
相手が自立するのは嫌
相手の自由は不愉快
相手の幸せは心がざわつく
けど、大好きだよ
なんて、言葉にしちゃう。
…などなど。
相手を支配し、相手に支配される関係は、お互いに依存しているとも言えます。
相手の存在が、自身の生活の半分、もしくは半分以上を占めていて、寝ても起きてもつきまとう感覚で、その関係が崩れそうものなら、この世の終わり!…
とパニックです。
依存には、共依存と回避依存があります。
ここでは簡単に、共依存について触れていきます。
例えば、あるカップルがAと、B二組います。
Aのカップルは、お互いの意思、意見、行動を尊重し、束縛しません。連絡頻度はもちろん様々ですが、もし喧嘩になったとしても、ただ、離れたく無い!と感情を押し殺し、泣いて縋って謝るような事はありません。
Bのカップルは、お互いの行動、もしくは意見さえも自分の望み通りになってほしい。喧嘩になんてなったら大変。喧嘩の理由、内容はどうあれ、仲直りをしたがります。
あなたが、私のモノになればいいのになあ。
なんて言葉、聞いた事ありますよね。
自分以外の誰か。は自分のモノになりません。
共依存は、恋愛関係だけでなく、親子関係でもおきる可能性があります。
彼氏でも、彼女でも、子どもでも、親でも、友達でも、モノではありませんよね。
共依存へとなるきっかけは、それぞれですが、
例にあげるとアルコール依存症の家族を持つ、家庭でも、共依存という関係性をつくりやすいと言われいます。
アルコール依存症は病気ですが、気付かない事も多く、家族だけが知らずと苦しみます。
親しい関係、距離が近いほどじわじわと気付かぬうちに共依存の関係となり、
相手の行動を先回りして、援助する事に喜びを感じたり、
相手の気持ちを深読み、または想像して、行動したり。
相手が機嫌が悪いなら、自分が何かしてしまったのか?
と考えます。
アルコール依存症の人で例えると、
①お酒が無くなる→
買いに行ってあげる
②おつまみが無くなる→
作ってあげる
③寝てしまう→
布団をかけてあげる
など、簡単に表してみましたが、どうですが?
尽くして尽くして…
いや!尽くしてるのではなく、支配されているのです。
しかし、支配されている方も「やってあげてる」自分が好きと錯覚しているのでなかなか支配されているとは思えません。
気づいた時には、冒頭で書きましたように、
好きだけど離れたい
というような、矛盾を、もたらします。
まずは、共依存。
認めてみませんか?
共依存を知る事から、初めてみませんか?