職場でも家庭でも使える対話のヒント
今週火曜日に亀戸にある企業様でゴードンメソッドの講演に登壇させていただきました。
オープンスペースの明るいオフィスでのリアル講演は参加者の肌感覚が伝わってきて、やはり良いものですね!
最近はオンライでのファシリテーターのお仕事が中心になり、週のうち4日〜5日はパソコンの前にいます。
オンライの良さもあり、ファシリテーターのお仕事にもやりがいを感じています。
さて、今回の講演は主催者のご希望で、職場だけでなく、家庭でも使えるということを伝えて欲しいとのご要望があり、事例などを職場と家庭両方でご用意しました。
元々ゴードンメソッドは日本では親向けのトレーニングプログラム「親業」が一番普及しています。子どもの自立心や考える力、解決力を育てる親の関わり方、聞き方、伝え方をトレーニングするこのプログラムは全ての人間関係に応用可能なものです。
企業研修をするようになって、リーダー研修は子育てと同じだなと実感しています。自立して、自走できる部下を育成するのにゴードンメソッドは欠かせないと思います。
特にリーダーに必須の傾聴力を身につけて欲しいと思います。
ゴードンメソッドは、カウンセリングの神様と呼ばれるカール・ロジャース博士と共同研究をしていたゴードン博士が考案したプログラムなので、本物の傾聴が学べます。
世間一般の方々が傾聴という言葉に持つイメージが「我慢して聞き続ける」になっているように感じることが多々あります。
特に職場のリーダーは傾聴を我慢して聞かなければならないと頑張ってる方が多いのが気になっています。
本物の傾聴は共感なくしてできませんので、嫌だと思いながら我慢して聴くことは、話し手に見透かされ、逆効果になることもあります。
今回の講演ではそこも丁寧にお伝えしました。時間も2時間とっていただき、少人数のグループで対話をする時間も取れたので、質問も出やすく、皆さんが楽しみながら学んでいただけたように思います。
地方の支社でも同じ講演をとご依頼いただけたことがとても嬉しいです。