2020年、出会った一言から、始めます。
ずっと欲しかった図解の本を買った。
アマゾンでは売っていないくらいの古い本。
古本だったので書き込みがある。
その本は一章ごとに問題があり、空欄がある。
誰かが手書きで一生懸命、例題を図解した後があった。
全ての問題に、全て書き込みがあった。ひとつひとつ真剣に書いていた。(最初見たとき、筆者の解答例が手書きで書いてあるのだと見間違ったくらい)驚いた。
読み終えて
最後の、筆者のプロフィールの側に
「そういう事なんだよ」という
一言があった。
あきらめなのか、納得なのかわからないけれど
もしも、前者の意味でのため息のような書き込みだとしたら。
プロフィールを見ての、「ああ、結局こういう道を辿った人だから書けるんだよね、自分には無理だ」という一言だとしたら。
今すぐその人に、
完璧な描画 作図などないし、正解もない。ましてや、生まれ持った能力のある人だけが描く資格を持っているなどということは決してないと伝えたい。
私自身のプロフィールも、これまで描いたものも、
もしもこれから描いて伝えたいと思う人の気持ちを萎えさせるのであれば消し去っていいとすら思う。
グラフィックレコーディング
グラフィックファシリテーション
ホワイトボードに描く、
ノートに描く。
様々な分野はあるけれど
誰かを黙らせるために描いてはいけない。
そこから対話がはじまるように。そこから腹落ちできるように。
これからも、
たくさんの方々に会い、
描くときの真剣な顔、
伝わったときの笑顔をもっと見たいと思う。
こんな気持ちはfacebookやtwiterに綿々と書いて誰かの時間を奪ってはいけないと思うし、単純に賛同を得るためのものであってはいけないと思っている。
なのでnote始めました。
2020年1月。
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