2023年6月15日

二階堂奥歯『八本脚の蝶』があまりにも良過ぎて初めから読み返してる。
2020年に文庫版が出版されたとき、憧れてた(る)字書きさんやその周囲の人達が口々に話題にしてたので買ったものの、数頁読んでぴんとこずに3年も放置していたのが嘘のよう。
この本専用の栞とブックカバーを買おうと思っています。普段はそういったものにまったくといっていいほどこだわりがなく、コンビニのレシートなんかを栞代わりにし、本屋のシンプルなブックカバーを気分でつけっぱなしにしたり又ははがして表紙が傷つくのを気に留めない私にしては大変珍しい行動。
とりあえず、ブルーロックの千切豹馬に扮した佐伯亮くんのブロマイドを頁の間に挟み、赤地に黒猫がたくさん書かれた布のブックカバーをしておきます。
お気に入りの作家や作品はたくさんあるけど、オンリーワンは言われると困っていました。しかしこれからは堂々と二階堂奥歯の『八本脚の蝶』と言えるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?