神奈中オフピークチケットで楽しむ、夏休み中の親子神奈中バス旅!
7月中旬、今年小学校に入学した長男が夏休みに入りました。保育園とは違い、小学校の夏休み期間は約1ヶ月間。予想以上に長い夏休みが始まりました。
親として考えねばならないのが、長男とどう過ごすかです。猛暑が続く夏ですから、冷房の効いた部屋でU-NEXTを試聴しまくるのも良いのですが、エネルギーに満ちた7歳がそれで満足するわけがありません。
夏休みといえば宿題ですが、長男は終業式当日から宿題にしっかり向き合い、かなりの分量をすでに終わらせてしまいました。夏休み終了数日前に宿題の存在を思い出して焦った僕とは大きな違いです。
神奈中バスに素晴らしいアイテムがあった!
そんな長い夏休みを少しでも楽しもうと、妻が見つけてくれたのが「神奈中オフピークチケット」です。このチケットを使って、親子でのバス旅が始まりました。
「神奈中オフピークチケット」です。このチケットは、神奈中バスの全路線を平日の9時から17時まで、土休日は終日、1ヶ月間自由に利用できるというアイテム!料金は4980円(税込)で、スマホアプリで管理できるので、チケットをうっかり忘れる心配がありません。
ここで少し話がそれますが、神奈中バスを初めて聞いた方のために簡潔にご説明します。正式名称は「神奈川中央交通」(通称、かなちゅう)で、神奈川県内で広く運行されているバスです。私も神奈川県民ですが、住民にとって欠かせない交通手段です。ちょっとしたウンチクとしては、東京都町田市にも路線が通っています。町田駅前にあるバスターミナルには都営バスではなく、神奈中バスが走っています。
長男は神奈中バスにかなり夢中で、毎日のように神奈中バスのおもちゃで遊んだり、YouTubeで動画を見たりしています。
神奈中バスにどハマりする長男
最近では、バスの車内放送をそのまま流すチャンネルまで見つけ、夢中になって繰り返し見ています。画面に集中して、まるで実際にバスに乗っているかのように真剣な表情をしている姿を見ていると、彼の心にどれだけバスが特別な存在なのかが伝わってきます。
「トゥントゥントゥ〜ン、毎度◯◯バスをご利用くださりありがとうございます。このバスは◯系統、◯◯行きでございます。途中、お降りの方はブザーでお知らせください♪」このフレーズを聞くたびに、長男は声を合わせて復唱し、自信満々に「次はどこだろう?」と興奮しながら次の放送を待っています。
思い出すと、少し胸が熱くなります。僕も子どもの頃、バスの車内放送が大好きで、今は亡き祖父と一緒にバスに乗る時間は何よりも特別なものでした。特に、川崎市営バスや東急バスの社内放送の音が、今でも耳に残っています。
祖父が僕に、「次はどこかな?」と微笑みながら尋ねるたび、僕はバス停の名前を聞き逃さないように一生懸命耳を傾けていたのです。30年ほど前の話ですが、あの頃はYouTubeもなく、バスに乗って実際に体験するしかなかった。その体験が、僕にとっては何よりも大切な思い出です。
4980円は、すぐに元が取れた
「神奈中オフピークチケット」は我が家で大活躍しています。4980円という価格を見て、「本当に元が取れるのだろうか?」と疑問に思いました。でも考えてみれば、僕がよく利用するルートの片道運賃は210円ですから往復で420円かかります。つまり、11往復すれば、チケット代の元は取れてしまいます。ルートによっては片道500円近くかかりますし、バスの乗り換えをすることもあるので、都度Suicaにチャージするよりもリーズナブル!このチケットは非常にありがたい存在です。
さらに、神奈中バスでは小児運賃がICカード利用時に50円のキャンペーンをやっています。大人はチケットで乗り放題、子どもは50円。親子でのお得なバス旅が楽しめます。平日の昼間は比較的空いているので、快適な空間でいろんな場所に行くことができます。神奈中バスに乗って、商業施設、駅、公園、川沿い、山あいなどいろんな所へ行きました。
毎日が楽しいことで満たされているって、いいね
神奈中バスでの旅を通じて、長男の成長を感じています。バスに乗ると彼は車内放送で「次は◯◯」とバス停の名前を聞くたびに、「ここはどこか?」と質問してきます。場所を伝えていくうちに、長男は自然と地域の地理を覚えていきました。彼の中で地域への理解が深まり、僕らが住んでいるまちをより身近に感じるようになっています。
長男は、とにかく毎日楽しそう。バスの路線図を見ながら、次にどの路線に乗るかを考える時間は、彼にとって楽しくて仕方がないみたい。そこまで楽しくて、寝ても覚めても考えることがあるって、幸せなことだよね!
買ってよかった、神奈中オフピークチケット!
お読みくださり、ありがとうございます。
そのべ ゆういち
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■Snapmartでアイキャッチで使える写真を載せています。
写真好きが高じて、スマホ向け写真販売サイト「Snapmart」にマイページがございます。これまで、391枚ご購入いただき、個人・企業を問わず記事に写真を使っていただいています。
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