妻に「愛しているよ」と伝えて、今日を終える
僕は寝る前に、妻をマッサージするのを日課にしている。つマッサージ(妻+マッサージ)と呼んでいる。
布団にうつ伏せになり、足をバタバタさせながら「早く〜」と合図してくる妻の姿はかわいい。
僕は、手のひらや指を使って、妻の肩→背中→腰を優しくマッサージする。ほんの5分ほどの時間だけど、僕ら夫婦にとって大切な2人っきりの時間であり、心落ち着くひとときだ。
妻をマッサージしていると、妻と結婚してよかったなあ、この女性と一緒に人生を歩めるなんて僕は幸せ者だななど、優しい感情が沸き起こってくる。
お互いに仕事を持ち、子育てや家事もあって、夜になるとヘトヘトになっている。そんなときでも、妻をマッサージして愛しい気持ちを感じると、不思議と心に妻を思いやる余裕が生まれるのだ。
5分間のマッサージが終わると、僕は息子がスヤスヤと眠っている寝室へと向かう。僕ら夫婦は一緒の部屋では寝ていない。息子が夜泣きして夫婦ともに寝不足になるのを防ぐためだ。
妻の横を去るときは、妻に「愛しているよ」と伝えている。
「愛しているよ、今日もありがとう」
とてもシンプルで、飾り気のない言葉だけど、このひとことをお互いに伝え合って終わる1日は、最高だなといつも思う。
ご支援をありがとうございます!いただいたサポートは、子育てをテーマにした企画や取材費に充てさせていただきます。