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付き合い始めのころ、妻への想いを綴ったラブレター

今日5月23日は「ラブレターの日」。

5(こい)・2(ぶ)・3(み)の語呂合わせから制定されたそう。恋文との響きには胸がドキドキする。

妻にはこれまで、結婚記念日や交際記念日などに感謝や愛を込めた手紙を送ってきたが、中でも印象に残っているのが付き合い始めのときの気持ちを綴った手紙だ。

正確には手紙ではなく、当時やっていたブログ(いまは削除)に書いた文章なのだが、ラブレターの日にちなんでnoteに載せてみる。

恋人という宝物

笑顔が可愛くて、天真爛漫で、愛情深くて、一緒にいて幸せを感じる女性です。
 
多くの偶然が起こって、お互いに魅かれていって、お付き合いすることになりました。

互いを信頼し、支え合える女性の存在は大きな力です。優しい笑顔と心に安らぎを感じます。彼女は私の宝物です。
 
僕はどこか自分の男性性を否定するところがありました。
 
でもひとりの女性を愛して、彼女を受け止めて守ろうという気持ちが芽生えたとき、自分は男性なんだなと感じました。

お付き合いを始めて思うことは「自分を大切にする」ことの大切さです。
これは身勝手をするという意味ではありません。
 
以前は行動の動機が、自分の力を見せつけようとか、もっと何かを得ようという自己中心的なものでした。
 
行動が極端になって、無理をして自分を痛めつける結果になることがありました。
それでは、愛する女性を守ることができません。
 
大切なのは、健康に気をつけ、心に余裕を持つことを心がけ、不調のときには早く休息を取り、自分自身を見つめて自分の限界をよく知ることが大切だと思っています。

男性としての器量は焦らずに、日々の経験の中で広げていけばいい。
彼女とは夜ごはんをよく一緒に食べます。

2人で食べるごはんは、本当に美味しくて、心が満たされます。
食卓って、素敵です!

出会えてよかった。いつも支えてくれてありがとう!

2015年8月

当時の気持ちをそのままに表現したこの文章を読むと、妻と交際できたことの喜びや将来への希望、自分への自信が伝わってくる。

どうして妻と付き合いたいと思ったのか、付き合い始めたときに自分はどんな感情を抱いていたのか。心境を記録しておくと、関係を始めたときの初心をいつまでも鮮明に覚えていられると思うのだ。

このテキストをブログに書いてから約4年が経ち、妻と僕の間にはかわいい息子が生まれた。近所の顔見知りから恋人になり、そこから夫婦になって、パパとママとして一緒に子育てをしている。

状況がどんなに変わっても、付き合い始めたときのドキドキする気持ち、飛び上がるほど嬉しかった気持ちは、ずっと変わらずに僕の中に残っている。

いまオフィスで仕事をする妻を思い出しながら、このnoteを書いた。






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そのべゆういち
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