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40歳の誕生日!大切なことに時間とお金を使っていくぞ!

40歳は「不惑」と言いますが、本当に迷わなくなるのかな!?

今日7月1日は、僕の40回目の誕生日。

「え、自分が40? はやすぎない?ちょっと前に成人式に参加した気分だよ」なんて思っていたのに、時間は着実に過ぎ去り、気づけば40歳になっていました。

朝、目覚めると僕よりも早起きの長男が「パパ、お誕生日おめでとう!」と祝福してくれました。

もう、これだけで幸せいっぱい。可愛い子どもたちと愛すべき妻に囲まれて迎える誕生日の朝って最高ですね。妻は、僕のためにケーキを焼いてくれました!

さて、子どもたちの朝食を準備しながら、30代を振り返ってみました。この10年はあっという間に過ぎ去ったし、「34歳と35歳はあったっけ?」と記憶が抜けるほどに忙しかった。20代と全く違う人生を歩んだわけですから。

そのべゆういちの30代ダイジェスト

29歳後半〜30歳:人生の危機!頭の病気で死にかけました。
31歳:転職→退職→無職→恋愛→結婚。人生の浮き沈みを1年で経験。
32歳:新婚なのに600円ラーメンも食べられないほど貧乏に。でも、妻の妊娠で希望が芽生える。
33歳:長男誕生!育児に奮闘しながら、働き方を大幅変更。
34歳:ライター兼編集者としてキャリアチェンジ。
35歳:不動産賃貸業に挑戦。管理会社さんとのやりとりを担当。
36歳:コロナ襲来&第二子誕生。
37歳:2人育児と仕事の両立にドギマギ。でも少しずつ軌道に乗ってきた。
38歳:比較的平穏。勉強の日々。(子育てに追われてる中、よく勉強できたな…)
39歳:病気がちな次男の看病しながら仕事。新たな挑戦への準備も。

書き出してみると波乱万丈すぎる…。31歳の「転職→退職→無職→恋愛→結婚」がパワーワードだ!こんなに凝縮して経験する必要ある!?自分の行動なのですが、もうちょっと立ち止まることが必要だったかな、なんて思います(苦笑)

そんな激動とも呼べる30代での最大の学びは、「覚悟を決めること」の大切さでした。お金がない、仕事がない。そんな状況でも「俺はやるんだ!」と決めることが大事。結果は後から、必ずついてくることを体感しました。

とりわけ、働き方を変えたのは僕の人生で大きな意味を持ちます。会社員が当たり前、雇われるのが当たり前、通勤してオフィスで働くのが当たり前だった僕が、自宅メインで自営業として仕事をする。そんなのは無理だとおもいこんでいました。そりゃそうだ。やったことがないのだから。

怖かった最初は、嫌だったし、当時0歳の長男をベビーカーを押してスーパーへ行き、休憩所で無料のお茶を飲みながら「俺は何をやっているんだ」と落ち込んだことを思い出します。

実際、全然収入を得られない時期もあって、辛かった。でも、それでも続けたことで現実が変わりました。やるじゃん、自分!

40代になって、自分の今後の人生を考えるようになりました。僕は長生きすると決めているし、実際に100歳まで元気に生きる体力があると信じています。

でも、自分が病気をするリスクや両親の体調のことなど、いろんなことを考えてしまう。僕がこの世にいられる時間を考えると、誰と過ごすかが大切で、人生の優先順位をこれまでよりも厳しく決めて、大切なもので満たす毎日にする。大切なことにお金と時間を費やすと決めています。

40代の目標は「今を楽しむ」こと。特に子どもたちとの時間を大切にしたい。「パパ、パパ〜」って駆け寄ってくる今のうちに、存分に遊び、旅行し、楽しむ。だって、あっという間に大きくなっちゃうんだもの。

30歳になる数ヶ月前、僕は頭の病気で死にかけました。老いや死なんて遠い先のことで、他人事でいたのに、自分がいざ命の危機に直面してみて、生き方を見つめ直しました。

当時の心境を「死生観」というタイトルで、facebookに書いていました。全文を載せてみます。

死生観
新丸子に引っ越して間もなく1年が経ちます。
アクセスがよく、多摩川が近くて散歩に最適!素敵な飲食店がたくさんある素敵な街です。
近所の友達もたくさんできました。
引っ越してから一番印象に残ったのは頭の手術を受けたこと。
手の麻痺がでたときはとても怖かったし、痛みで気を失ったときは死んだかと思いました。
脳という部位だけに、怖かった。
食べたいものを食べられるっていいな、行きたい場所に行けるっていいなと、これまで当たり前だと思っていたことがどれだけありがたいことかを痛感しました。

入院している方と交流したとき、「介助が必要で自由に動けなくて辛い」と話していました。そのときに、「生きていられる時間は存外に少ない。健康で生きていられる時間はさらに少ない」と感じました。
まだ若いからと、物事を先送りにしたらあっという間に時間が経ってしまう。
今このときに今を生きなかったら、一体いつ今を生きるんだろう?と病院で感じました。

死を意識したことで、死生観というか生き方に対する価値観が変わって、「何をやろうが死んだらチャラだ」みたいな開き直りのような気持ちになりました(笑)。
「やるなら思い切り!」大好きな料理や広報活動に挑戦することで、喜んでくれる方もいらっしゃり、目標も持てて 精神的に満ち足りた生活を送っています。

この経験があったから、30代を生き抜けたと思うんだ。言い換えたら、自分の中でができて、「世の中がどうあれ、僕はこうする!」を貫くこと。不惑って、こうやって自分の中に軸ができて、確固たる軸が形成されることなのではないかな、なんて思うのでした。

お読みくださり、ありがとうございました。

そのべゆういち
charoma0701@gmail.com


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そのべゆういち
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