1歳児クラス最終日、よく頑張ったね!パパは送り迎えで君と過ごせるのが楽しかったよ!
本日3月31日は、息子の1歳児クラス最終日。
今朝、1歳児最後の連絡帳を書いたときにはこの1年に起こったさまざまな出来事が頭をよぎり、思い出に浸りました。
去年の4月1日、息子はまだおしゃぶりをしゃぶっていました。言葉もいまほど話せないし、どことなく赤ちゃんの雰囲気があったんです。
(Eテレ「おかあさんといっしょ」の体操曲、「からだダンダン」に合わせて踊る息子。髪が長くて茶筅まげみたいになってる)
当時もよく喋りましたが、言い間違いが多かった。
印象的だったのが、
「パ」(アンパンマン)
「めんめ」(パンダ)
「ぴき」(ふみきり)
あたり。
保育園帰り、引っ越しのサカイさんのトラックを見かけるたびに息子は「あ〜、めんめ〜」と言って喜んでいました。
(動物図鑑に載っているパンダを見て、「めんめ」と呼ぶ息子。いまは正しく言えるようになってしまったので、もう彼の「めんめ」を聞けなくて寂しい)
7月には全国的に大流行した手足口病に息子がかかり、僕にまでうつってしまいました。39度を超える高熱が数日続き、解熱したと思ったら発疹と痛みがあらわれる。二段構えのいやらしさがあった病気だったな。
8月頃からはベビーカーに抵抗を示すようになり、イヤイヤが強化されてしまいました。とにかく泣くし、大声を出して不機嫌になるのだけど、その理由がまったくわからない。自分には無関係だと思っていたけど、保育園に行かない!と言って大泣きすることが増え、送り迎えがストレスに感じたこともありましたね。
「パパは毎日こんなにも必死なのに、なぜきみは素直に登園してくれないのだろう?」
息子のことがなんだか恨めしく思えた日はあったし、子育てに疲れたなぁと感じてしまいました。
けれどもやがて言葉をどんどん覚えていき、パパとママが言うことを理解できるようになってきた。彼もまた自分の気持ちを伝えられるようになってきたので、「何が嫌で泣いているんだろう?」とストレスに感じることが減ってきました。
まあ生意気にもなってきたんですけどね。
「これ違う!」
「パパ、ベーコンもっと食べたい」
「(大好きなレーズンの割り当てを平らげた後)もう一個、くーださい!」
なんて言ってくる。
息子は自分が欲しいものを要求してくることが多いけど、今年に入ってからは感謝の気持ちを伝えるようになりました。僕がごはんをつくったり、寝かしつけたりすると「パパ、ありがとう〜」とニコニコしながら言うんだよ。
たまーに心から息子にムカつくこともあるのだけど(朝5時に起こしてくるときとか)、かわいい笑顔で「ありがとう」なんて言われたら、最高に嬉しくなってなんでも許してしまう。完全に親バカです。
登園しぶりをするときもあるけど、帰り道に息子は保育園であったことを話してくれます。公園に行ったとか、イチョウを見たとか、花を見たとか、ねこちゃんがいたとか、◯◯ちゃんとおもちゃで遊んだとか、彼は楽しそうに話してきます。
特定の女の子の名前があまりにも頻繁に出てくるから、「お、初恋かな?」と微笑ましく見ることも。2歳児クラスでもその女の子とは同じクラスだから、もっと仲良くなれるかもね!
保育園では端午の節句、七夕、運動会、節分など季節の行事をやってくれて、息子は本当に楽しそうでした。言葉が発達した時期にやった節分では、鬼のお面を作ったことをしきりに訴えてきました。ただ鬼は怖くて嫌いなようで、出し物で鬼を見て恐怖し、2月3日のお迎え後は「こわい、こわい」と泣きまくり、夜もうなされ、翌日は発熱して休みました。
一時期、僕は送り迎えが嫌だったけど、それは息子が登園・降園しぶりされたときに感じる虚しさを味わいたくなかったからだといまは思っています。それはいまでもちょっと嫌だけど、自転車で片道約15分の道のりは、息子と僕の楽しい時間なんです。
去年の4月はあまり話せなかったのに、いつの間にかたくさん喋れるようになって、「おいおい、いま僕は息子と会話をしているじゃないか!」と感動することが増えていきました。
保育園帰りにはよく寄り道をします。彼が大好きな電車やバスを見るために遠出をすることもあるし、公園に立ち寄ってかけっこをしたこともあった。
ちょうど桜が綺麗だから、夕方に息子とお花見をするのが日課です。なかなか帰ろうとしないし、砂をつかんで僕に投げてくるいたずらをするのが困るけど。
息子とはこれからも毎春、桜を見られると思います。でも2歳の彼と桜を見られるのはいましかない。だから僕は、息子と過ごす時間を大切にしたいのです。
1歳児クラス最後の日。
お迎えに行くといつも通り楽しそうに遊んでいて、「パパ〜!」とやってくる。荷物をまとめて、1年間お世話になった先生方にお礼を伝えました。
持ち上がりの先生はひとりもいないので、息子とは今日でお別れ。息子もそのことをわかっているようで、名残惜しそうに先生のことを見て「バイバイ」と言っていました。0歳児クラスから2年前お世話になった先生もいて、少し涙ぐんでいらっしゃった。
明日からは進級して、2歳児クラス。きっと楽しい思い出をつくれるよ!パパはそう願っているよ。