風ノ クッキー

小説を書いたり。同じく小説を書いている人と繋がりたい、書評し合いたいです!!

風ノ クッキー

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最近の記事

見返りと仇

無償ではなくて有償だったと 勘づいた時思った時 ふくらはぎの辺りから ふわっと力が抜けて 全身もふわふわしだした あの人のぶりっ子表情が どうしても気持ち悪いと思ってしまったこと ふてくされ方がこどもすぎて引いてしまったこと それが見返りを求めているということ 親が自身を心配するところ  未だに条件を出してくるところ  部屋を物色するところ  全てがもう 条件付きの  見返りが求められる愛だということ とても苦しくて、むしろすがすがしい

    • ふれんちとーすと

      憎しみ しみしみ フレンチトーストだよ 甘くて美味しい はちみつをかけて そんな 優しくないね 僕は食パンでした 雨の日も 風の日も 雪も  夏の暑い日も負けない そんな食パンでした 憎しみを前にするまでは そうか 優しさを感じないからか わたしが寂しいから わたしの心臓に悪いから こっちの心配 言葉にせず 自分の心配 ばかり言葉 挙句 理由ばかり聞いて ヒステリックな貴方 どうせ 認められないんでしょ そのナローメモリーじゃ

      • くだらない

        必死で歩いてきた と思っていた 記憶の中の自分と  写真で振り返る自分との齟齬 先月出かけた家具屋であったり 初めて作った売り場や ベッドやテーブルを自作する日々 ピアノもひいたね ギターも弾いたね 愛するあなたとの 別れも 忙しさに埋もれ つつも さいなまれる夜  悪夢とも 吉夢とも 感じます あそこに行きたい あんな風になりたい 近づいたと思う 多少は ありふれた言葉で表すなら 私は それでも不安で不満で傲慢 そして あそこがここになっただけで 求めたものが手に入っても

        • 諦めた私、諦めたくない私(創作詩vol.4)

          諦めた私 諦めたくない私 したい、や、ほしいを考えて羅列したら とても気持ち悪くて 耐えられない  素敵なありふれたもののハズ  心からは思えない そんなものばかり 自分が選んだものに価値を感じやすい 選ばれても価値を感じない それなら、どうして選ばれるのを待ってるの? 選ぶ側にだけ 100の責任があって 選ばれる側には なにもなくて偉いみたい 選ぶ側は 必ずしも惨め 悲しい結末waiting わからない では終わりたくない 明かしたい 解明したい 本当は 容姿端麗な恋

          作詞したいので詩を書いてみた(3つ目)

          ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 自分を見るのが 怖かった 何も出来ないのが 楽だった ありのままを見れない 遠く及ばない ことを 知っていない 本当は クセになってる 傷つきたくなくて 見えてるものより 建てた虚像を 自慢気に 「だから僕って無能なんです」 僕と心は 離れ離れ 織姫と彦星は 年に一度は会えるけど 僕らが会う日は もう来ない 無能保険に縛られて カリソメ アンゼンに 溺れてる ずっと暗闇にいると 怖かった でも他人の明かりも 否定した 僕の中には

          作詞したいので詩を書いてみた(3つ目)

          作詞(2弾‥!)

          この前、朝思いついて書いたやつ。作曲能力は未だないし、読み手もいないからネットの世界に出しておこ〜ってことで、よければ読んでください! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 手を繋ごう 居心地の良いマイハウス 在宅仕事の人々 横目に喧騒の世界へ 僕らは頑張りすぎてる 仕事の為に生きてる? こんな生き方望んじゃいない でも変えられない 自分らしく 貴方らしく 人に優しく 僕は 私は 自分自身を大切にしているの? まるで大好きだった愛犬の頭を撫でるように 貴方は 貴方だけを大

          作詞(2弾‥!)

          作詞したいので詩を書いてみた(謎テーマ)

          落ち込んでる時に書いたから暗いけど、、、 同じ一歩なのにどうしてこうも違う 同じ失敗で怪我の度合いが違う  どうして平気でいられる?  どうして幸せを掴み取ろうと もう一度思える? あぁミステイクの数か 生まれ持った特性か  きっとぼくらの暗黒は  あなたたちにはわからない 想像では語れない いつだってあなたたちの放った矢は  ぼくらにかすりもしない いつかできる 大丈夫 安易な励ましと 楽しんで 真面目すぎないで  それが出来ない人間で  張り詰めた糸を 引っ張っているこ

          作詞したいので詩を書いてみた(謎テーマ)

          叶わぬ恋を、叶えてみせようコミミズク

          この作品の著作権は作者、風ノクッキーに帰属します。 いかなる転載、加工、商用利用はお断りいたします。 - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - - - - - - - - -  今年もこの季節がやってきた。ただいま日本! 「ピョーーーーーウ!」  はっ。思わず大きな声を出してしまった。ダメね、テンションが上がるとすぐ鳴いちゃう癖、直さないと。  恥ずかしさが体を暖める。冬の上空は寒いから好都合ではあるのだけど。  その時、

          叶わぬ恋を、叶えてみせようコミミズク

          叶わぬ恋を、叶えてみせようコミミズク(創作小説)

          この作品の著作権は作者、風ノクッキーに帰属します。 いかなる転載、加工、商用利用はお断りいたします。 - - - - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - - - - - - - - -  今年もこの季節がやってきた。ただいま日本! 「ピョーーーーーウ!」  はっ。思わず大きな声を出してしまった。ダメね、テンションが上がるとすぐ鳴いちゃう癖、直さないと。  恥ずかしさが体を暖める。冬の上空は寒いから好都合ではあるのだけど。  その時、

          叶わぬ恋を、叶えてみせようコミミズク(創作小説)