はじめは質から


ギターの練習でも、なんでも はじめに新しい曲をする時は

まず、 したい! と思う事が1番原点だと思います。

好きな事であること、関心と興味を感じてることがやっぱり1番。

年齢がいくにつれて、
ここに嘘ついちゃう事が多くなってきた。

それでも、やっぱり、ここは、外したらダメなんで、もう一度自問します。


『それ、今したい?』 か



そして、決まれば
実際にはじめていくのですが、

エフォートレスギターでは
まず楽譜からです。

目的は『最初から最後まで、とまらず、演奏し終えること』

しつこく何度も書いて申し訳ないですが、
そのために譜めくりを把握、
リピートを必ず把握する。
止まるとゲームオーバーです。
ゲーム感覚でやりましょう。



その次は運指。すべての音に書く。

仮設定でいいので、とにかく決めて書く。



ここで少しコツがあります!




やめることを設定します。




これが質を爆上げします。

やめること=やらないこと

規則をひとつだけ自分に課します。


右手
ー 同じ指の連続打弦。 ただし、親指と 和音の打弦は例外とするー


左手
ー人差し指基準の ポジションの概念を必ず守るー





これ見てもほとんど、
ピンと来ないと思います。

これで運指の選択が加速して
運動面(技術面)からみても、無理のない動きを可能にすることを発見しました。


軽く説明すると


右手は

人差し指で弾いたら、次は中指を使う。
もちろん中指→人指し指でもオッケー。

要は2回 「同じ指を連続して用いない。」

たったこれだけです。


人差し指と中指で、歩行するんです。
薬指は特別な指なので、できるだけ最初は多用しないようにします。




左手


ポジション =  

『ひとつの指に ひとつのフレット』 

人差し指の位置がどこにあるかが、全てです。

これを守り、いつもあやふやにしないこと。

これだけです。


弦楽器の左手のテクニックは
そのポジション内の動きの円滑とその移動。
に集約される。



これで、

「最初から最後まで、とまらず、演奏し終えること』を、

目指し、実現します。




ここからが、肝です。



進め方があるんです。


時間をデザインする


時間自体は、本来存在しません。


時間は自分が恣意的に感じるものだからです。


時間の超密度化=ゆっくり=テンポ



ざっくり書きますが、今をすっきりさせます。


運指を書いたら、 1回目の演奏から 
とまらずやります。



ー 必ず作品を弾いた回数を 
楽譜に【正】の字で書きましょう。ー


この正の字で 『質と量』の可視化が実現します。


どっちが大切か?



最初は質です。
理由は、身体を通すからです。
失敗したら、あなたは良いですが、
身体は覚えています。
ここ じつは分けておいた方がいいんです。


だから、ゆっくり動く
ゆっくりが対話を可能にします。
自問して 自分との対話の時間。


質ばかり追い求めると、
不安になります。
みんなそうです。例外はありません。
みんなです。
だからその時がきたら量の時期。
日々少しずつ正の字書いて重ねて、、
すると慣れもでてきます。


正の字は、その曲を通して弾いた回数



極度に飽き性な僕は、2回同じテンポでしないことを決めています。
これを続けていきましょう。


だから、量 とても大切です。
ここに再現性も入っている事わかりますか?



自分に必要な【総量】は身体が教えてくれます。


遅読譜法は自分との対話

力んでるのもすぐわかります。

技術は自動化しています
演奏中、曲が終わるまで
他のことを、つらつら感じることができます。
なにせ、一曲20分ぐらいかかる事も多いです

超密度化した時間



疲れますが、ここも慣れてきます。
最高な習慣にしていきましょう。


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