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二歩目の五行説、その前に…

noteでの発信は、あまり難しいことはあえて発信しないことを目標に心がけていこうと思っています

私の周りで東洋医学に興味がある、薬膳を学んだことがある、という方でも五行説の話あたりになってくると、よく解らなくて・・・という方にもたくさん出会いました

せっかく東洋医学について知ってみたいと思っても、難解さを感じてしまうと、日常に取り入れるのは難しいのでは?と感じてしまっている人もいらっしゃいました

私も学び始めた時に???がいっぱいだったのですが、日常のちょっとした習慣や選択の中に『あっ♡』と言う気づきも沢山ありました

なので、ご自身のスイッチが入るポイントがきっとあると思います

五行説について

さて、本題の東洋医学を知る上での基本の『キ』2つめ
五行説をかんたんに説明します

東洋医学では氣血水の3つの要素というのが欠かせないのですが、『氣』を言い換えると目に見えないエネルギーです

そのエネルギーの性質を、地球上にある5つの物質に例えて表現しているのが五行説になります

木(もく)
火(か)
土(ど)
金(きん)
水(すい)

木火土金水(もっかどごんすい)とも言いますが、この5つの性質を示したのがこちらの五行図になります

木をイメージしてみてください

種から目が出て成長していき、成長と共に地下に根も張り、地上では枝分かれてすくすくと成長します

この四方八方に伸びるエネルギーを『木』に当てはめて示しています

そして『木』は『火』を生むお母さんでもあります
オレンジ色の矢印は相性(そうせい)と言い、相手を生かすエネルギーを持っている関係を示しています

キャンプファイヤーをイメージしてもらうと、木がないと火を生むことはできませんし、燃える材料である『木』量や質によっても、火の勢いは変わってきます

そして『火』から出ている中央の紫色の矢印の先をみてください

その先には『金』がありますが、『火』は『金(鉱物)』を溶かてしまいまいます

相手の働きを弱めてしまう関係を相剋(そうこく)と言います

このように、それぞれの性質を5つの物質に例えて、活かす関係と弱めてしまう関係性をひとつの図に示しているのが五行図になります

そして、この五行図に人のからだ 五臓六腑の概念を当てはめたものが、東洋医学を知る上でのベースになってきます

東洋医学の氣血水という3要素と、五臓六腑の概念を次回以降の記事にUPしていきます

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