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「変数パネルを使用したデータ結合」より簡単でラクラク爆速データ結合・自動組版できるIllustratorのスクリプト「DataMerge EXCELLENT」


我ながらヤバいの出来ました…。

Illustratorでは標準で、変数パネルで変数機能を使ってデータ結合できる機能があります。Adobe公式で「変数パネルを使用したデータ結合」と紹介されてる機能ですね。

これを使えば、同じフォーマット、同じ雛形のデザインテンプレートに対して、CSVの原稿データソースをデータ結合できます。

しかし、便利そうに見えて、やってみると色々面倒です。
機能としては便利ですが、使い方を理解するのも一苦労。使うための準備や設定に一苦労。そしてやっと設定が終わっても、正直使い勝手も良くない。

たとえば、

  • CSVファイルの準備が面倒…

  • 変数パネルでの紐づけが複雑…

  • 複数レコードの結合にはアクションが必要…

  • テキストの一部だけ変数設定できない…

  • とにかくややこしい。機能把握だけで一苦労

などなど、不便な部分が多々あります。

私は長いことIllustratorを使っております。
Illustrator大好きで、大抵の機能は把握しておりますが、この変数パネルだけは避けてきました。

そもそも、デザイナーの方で、「変数」という言葉がでてきた時点で「面倒そう!もういいや!」ってなる方いらっしゃいませんか?私がそうでした。

そこで、準備も楽で使い勝手もよく、ちょっとしたデータでもサッとデータ結合できるスクリプトを作りました。

とりあえず機能は一通り動画にもまとめていますので、ぜひごらんください。

「DataMerge EXCELLENT」の革命的機能

ざっくりいうとこんな特徴があります。少し掘り下げてみましょう。

1 シンプル&簡単

ボタン一つでデータソースとなるファイル「data.ytxt」をすぐ生成
Excelからテキストファイルに原稿コピペでデータソースの準備完了
  • CSV不要。タブ区切りテキスト(.txt)がデータソースになる

  • なんならそのデータソース用のテキストファイルを本スクリプトから一瞬で生成できる。

  • タブ区切りテキストでいいから、エクセルからコピペできる。書き出しの必要がない。

  • ダイアログもシンプルで直感的。どのリストを流し込めるか一目瞭然。原稿をソートする機能もあり。

2 柔軟な紐づけ

  • テキストの座標、属性メモタグ、インラインタグの3つの方法

  • テキストの座標は面倒な紐づけ不要

  • 属性メモタグは、データ結合後なんどでも差し替えできる

  • インラインタグは 1つのテキストオブジェクト内に複数データを結合可能。文中のスタイルやインデントを活かしたまま結合できる

3 ワンクリックで自動組版・自動レイアウト

  • テンプレート1つあれば、縦横の数や間隔を指定して、一気にレイアウトできる。アクション等使わずに、リピートグリッド機能のようにグリッド上に一気に自動組版できる

  • プレビューを見ながら数やアキを調整可能です。

  • 任意の選択した原稿だけに、指定したレコードリストだけデータ結合させることもできる

4 自動アートボード生成機能

  • データ結合と同時にアートボードを自動生成できる

  • アートボードも制御でき、大量の名刺やカードデザインも一瞬で自動組版できる

5 改行コードに対応

  • データソース内の\nや\rを使用すれば、データ結合時に改行や強制改行として反映してくれます。Excelで予め改行を置換しておいてください。

まとめ

とまあ色々書きましたが、細かい機能はとにかく動画を御覧頂いたほうが早いです。とにかく動画をご覧ください。

DataMerge EXCELLENT.jsxを使えば

  1. 作業時間の劇的削減

  2. ミスの減少

  3. レイアウト調整の自動化

  4. クライアントの要望に迅速対応

  5. 一貫性の確保

  6. ストレス軽減

に貢献してくれます。

DataMerge EXCELLENT.jsxは、単なるデータ結合ツールではありません。
あなたの創造性を解き放つ鍵となるでしょう。

購入・ダウンロード

こちらのスクリプトは有料です。
BOOTHよりご購入いただけます。


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