十分なデータがない時、リーダーはどう意思決定すべきか
こんにちは、広瀬です。今日はサブスクライブしないと普段は読めない、ハーバード・ビジネス・レビューの記事をシェアしたいと思います。
参考までに英語版も載せておきます。
日本語版タイトルの「不確実性の高い状況」と言う表現を見た瞬間に「uncertainty」と言う単語が思い浮かび、Effectuationとのつながりを感じました。(英語版を始めに見ていたら、このつながりは感じていなかったかもしれません。ご覧の通り、英語版のタイトルにはuncertaintyと言う単語は見当たりません。本文中には出てきていましたけどね。)
Effectuationの本来の意味は以下のNoteに書いてありますが、もう一度ここで披露します。Effectuationとは、不確実性の下における意思決定方法です。最近では5つの原則が有名になり独り歩きしている感がありますが、Effectuation本質は意思決定方法にあります。
と言うことで、Effectuationに興味を持っているあなたはハーバード・ビジネス・レビューの記事にも興味が湧いてきませんか?
実際に記事を読み始めてみると
と、書いてあります。ますますEffectuationとのつながりを感じてきます。
しかし残念ながら、この記事の内容全体はサブスクライブしたメンバーしか読めませんので、興味を持った方向けに、以下のように要約してみました。
この要約だけではEffectuationとのつながりを感じない方が多いと思いますが、よ~~く考えてみて下さい。
変化の早期警告サインを探る (Seek early warning signs of change.)
これはPilot-in-the-Planeの原則に近いものがあると思います。世の中の変化をいち早く察知できれば、自分たちができる範囲でコントロールし次のステップに移る事ができるでしょう。未来を今日体験する (Experience tomorrow today.)
これはCrazy Quiltの原則で知り合った人たちから色々と物事を学ぶ姿勢と通じるところがあります。連想思考を実践する (Practice associative thinking.)
これは自分が持っているBird-in-Handをもう一度見直すきっかけを与えてくれます。人それぞれ、自分が気がついていないBird-in-Handを持っているかもしれません。または、自分のBird-in-Handを違う角度から見直してみると新たな発見があるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今回のように一見Effectuationとは関係ない記事でも、意思決定という観点から考察すると、Effectuationの5つの原則に近いものがあることが分かります。このような考察も連想思考の一つであると思いますので、連想思考の考え方をお勧めします。
皆さんの独立・起業や新規事業立ち上げの参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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