中学帰国子女枠受験と英語選択入試 何が違うの?
帰国子女枠受験と英語選択入試の違い ポイントは3つ!
英語選択入試実施校は約150校と中学受験を行っている学校の約半分が実施をしている入試形態です。
今後も増加していくであろうと言われているこの入試形態ですが、帰国子女枠受験との違い、一般受験との違いがよくわからないという保護者が多いようですね。ポイントは3つです。
英語選択入試は海外駐在〇年等の条件が一切無い
英語選択入試は海外駐在〇年等の条件が一切なく誰でも受験可能です。
帰国子女枠受験は海外滞在1年以上、帰国後3年以内などの条件がありますが、英語選択試験にはございません。
一部の学校には、帰国子女枠受験の権利を有する生徒は、この英語選択入試の受験はできないという場合もございますが、基本、条件なしで、もちろん帰国子女の生徒でも受験が可能となります。
英語選択入試は一般受験と同時期
英語選択入試の日程は、東京・神奈川であれば2月1日、2日、3日、4日となります。
帰国子女枠受験は11月からなど早めの受験日設定となっておりますし、受験日が各校異なるので複数の学校を受験することが可能です。
しかし、この英語選択入試は一般受験の一つですので2月1日、2日、3日に集中しており、学校によっては受験日が重なるケースも発生します。
入試スケジュールという点で、帰国子女枠受験より管理が必要ですね。
算数・国語の難度
帰国子女枠受験の算数・国語は一般受験に比べ比較的解きやすい問題となっております。
解きやすいと言っても、中学受験用の算数、国語の学習をしていないと手も足も出ないという難度ですよ(苦笑)。
しかし、この英語選択入試は一般入試という分類なので各校4科目受験の算数・国語と同じ難度となります。
英検取得級で、英語の試験が免除になったり、加点となったりしますので、「英語が得意です」は、大きなメリットですが、同様に算数・国語をしっかりと学習をしなければいけない点をご注意下さい。